キク科、Asteraceae、ヒレアザミ属、1~2年草、西アフリカ、南西ヨーロッパ地域原産、
学名:Carduus tenuiflorus、
英名:Slender Thistle、Slender-flower Thistle、Sheep Thistle、Shore Thistle、Winged Plumeless Thistle、Winged Slender Thistle、Winged Thistle、
葡名:Cardo、Cardo-anil、Cardo-azul、
2014年4月7日、5月4日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年6月13日、2016年6月16日、ベイラ地方で、2018年5月15日、アレンテージョ地方で撮影、
咲き始めの花。高さは30~100cm。
道端に一面に咲く棘とげの花。
茎も葉も全身が鋭い棘に覆われている。
花は1cmほどで、可愛い。
高山の尾根にも咲いていた。カルドウス・テヌイフロルス Carduus tenuiflorus でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名はギリシャ語の kardos(=刺)を語源としている。種小名は「細い花の、薄い花の」の意。
カルドウス・テヌイフロールスは、キク科の越年草である。本種は、原産地の項に記した地で、日当たりの良い原野や路傍等に自生の見られる野草である。茎は直立し、草丈は2mを超えることもあるという。茎には翼があり、長さ数センチに及ぶ刺が周囲を覆っている。葉は、長さ10~20㎝程度の全体的には長楕円形であるが、縁部が深裂し、各裂片の縁部には鋸歯があり、それぞれの先端部には鋭い刺がある。つまり、茎も葉も鋭い刺に覆われていることになる。下部の葉は大きいが、茎葉は上部に行くほど小さくなり、やがて茎葉は見られなくなる。その代わりに、茎には上述の通り翼がつくことになる。この翼は、葉が退化したものと推測される。5~7月頃、茎上部に総状花序を出し、径2㎝程度で桃紫色(希に白花種もある)の花を密着させて数個つける。花の下の苞に相当する部位にも鋭い刺が多数ある。花後には、幾分硬質の冠毛をつけた種子が風で飛散する。本種は、今日、マクロネシア・南アフリカ・印度・オーストラリア・南米・北米等では帰化状態にある。(GKZ植物事典より)