ヒルガオ科、Convolvulaceae、ネナシカズラ属、ヨーロッパ原産、
学名:Cuscuta epithymum、
和名:クローバー・ネナシカズラ、アルファルファ・ネナシカズラ、
英名:Dodder、Hellweed、Strangle-tare、
葡名:Cabelos、Cabelos-de-nossa-senhora、Cuscuta、Enleios、Linho-de-cuco、
2016年6月5日、9日、2020年5月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
クスクタ・エピティムム Cuscuta epithymum の花。クスクタ・エピティムムはヒースやハリエニシダに寄生することが知られているが、ここではダウクス・カロータに寄生しているのを発見。
ネナシカズラはアリ、ミツバチ、スズメバチなど多くの異なる昆虫によって受粉するが、自己受粉によることもある。
クローバー・ネナシカズラは、葉が目盛りになる、根のない、寄生植物である。その茎は無毛で、糸のようで(厚さ 0.40mmの0.25-)、色は黄色、赤色、或いは紫がかっている。
初めて目にしたときは、ダウクス・カロータの花だと思ったが、不思議に思い、目をこらすと、赤い糸が絡んだまったく別の植物だった。本体はクスクタに絡みつかれて、息も絶え絶えの状態に見える。クスクタは元気良く、蕾に花が開いている。クスクタ・エピティム Cuscuta epithymumでした。
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