今話題の医大生ブロガーオフ会でございますが、全国の医大生ブロガーのみなさまに連絡とりまくっております。お騒がせして申し訳ありません。それにしても医大生ブロガーのみなさまはレスポンスが早いこと早いこと……!流石です。ブロガーだけあってネット使いこなしてる感が素敵。
因みに、今のところ参加表明をいただいている医大生ブロガーは、7月15日夜現在全部で8名です…!!過去最多!!盛り上がりそうな予感!!
会場はぼくが独断と偏見で決めてしまう予定ですが(もちろん便利な場所にはします)、何かオススメのお店や強いご希望などおありの方はお早めにご連絡くださいね。柔軟に対応するつもりです。近いうちに会場正式決定してメール回しますのでみなさま楽しみにしていてくださいませ~。医大生・たきいです。
その数一人あたり、およそ60兆個!
細胞の数だけドラマがある!!
細胞擬人化漫画!!
(はたらく細胞1巻 帯より引用)
はたらく細胞(1) (シリウスKC) | |
清水 茜 | |
講談社 |
本屋に行ってたまたま見かけたので、
わたくし物理選択で、生物の知識はほぼ皆無で医学部に入りました。「好中球」も「樹状細胞」も医学部の授業で生まれて初めて聞いて「そんなのあるんだ~」と思ったレベルです。医学部4年生の今、この漫画に描かれている医学的内容くらいは流石に常識にはなっていますが、入学当初のレベルがそれくらいでしたから最初は免疫学の勉強も苦労したものです。
というわけで、高校時代物理選択で高校生物の知識もままならない医学部低学年の方には是非オススメしたい1冊。1年生のときの筆者くらいのレベルの医大生なら、免疫学の勉強の導入としてさえ使える気がします。
あとは医学部志望の高校生諸君にもオススメかも。医学部に入学するとこんなこと勉強できるのかー!と、普段の勉強のやる気になるかもしれません。
しかし内容は決して浅くはないので、基礎医学を履修し終わったレベルの医大生でも楽しめます。白血球くんが赤血球ちゃんに手を差し伸べているシーンとか、医学的に「そんなことあるか?」と思わなくないシーンもなくはなかったですが、全般的に生体内の反応を見事に「擬人化」していて楽しい。花粉症の生体内反応が漫画になったとことかなかなか見事でした。“GP1b”とかそういえば血内で習ったわ…!みたいなのも1コマだけですが小さくちょびっとだけ登場してきたり、臨床実習中の医大生のあなたならこの漫画を隅々まで楽しめるはず。
第1巻では悪そうな顔した肺炎球菌と黄色ブドウ球菌が登場していましたが、個人的には細菌・ウイルスあたりを重点的にマニアックに擬人化していただけると記憶に残りそうなのでうれしいです(笑)。一般の読者の方には需要ないかな?笑
白血球、赤血球……彼らはどこで生まれどのようにして一人前の血球となるのか!?
とは、巻末の次巻予告。11月発売だそう。買います。そしてまたブログに書きます。
以上、「はたらく細胞」のご紹介でした。オススメです。是非ご一読くださいませ。
(来週発売のフラジャイル3巻も楽しみな人(笑))
はたらく細胞(1) (シリウスKC) | |
清水 茜 | |
講談社 |
確かに感染症はネタに事欠かなさそうですよね。しかしマニアックになりすぎると一般ウケしないんじゃないかと勝手に心配しております(笑)
医学部で学ぶ内容は本当に多岐に渡りますが、勉強しがいがありますよ!