四国で卒業旅行。広島空港利用で、しまなみ海道から四国入り、瀬戸大橋から本州へ。誰が言ったか「帰りに倉敷寄れるじゃん」。思いがけず4+2県の旅となったのでした。医大生・たきいです。
初めて来ました美観地区。なんてきれいなんだ。
最終日は10時までホテルでダラダラしたせいもあってか分刻みのスケジュール。
今回の旅のブレインに「あと何分倉敷いれるの?」と聞いてみたら、まさかの「20分!」とのお知らせ。短かっ!(笑)
倉敷といえば、大山名人記念館。将棋15世名人。昔から来てみたかったんだけど、そういえばここ、倉敷じゃん。どこにあるんだろとググってみたら美観地区からめっちゃ近いことが判明。みんなでパフェを食べにいこうとしていたところだったんだけど、「ごめん、ダッシュで行ってこさせて」。今回の旅、初の単独行動。
着いた! 慢性的運動不足の私でも、美観地区から走り切れるくらいに近かった。よかった。
ありがたや。
女流棋戦の「倉敷藤花杯」の倉敷ですもんね。女流棋士のサインも多数。
ありがたい。
直筆サインに超興奮。
…よし、戻ろう。
パフェとジェラートを食べていたみんなと合流。みんなごめんね~。
大山先生の扇子を購入。いくつかの書があったんだけど、選んだのは、「助からないと思っても助かっている」。みんなに自慢。少なくとも、大山先生の存在を伝えることはできたはず。
旅も終盤。新倉敷までひとりをお見送り。バイバイは寂しいけど、みんなとはまたすぐに会う気がする(笑)
そして広島空港へと戻ります。バス組に、飛行機組。レンタカーを返すミッションも。カーナビにレンタカー屋を設定して帰路へ。最後にガソリンを入れて、バス組の時間が迫っているということで飛行機組が運転を交代して先にお見送りすることに。このとき、事件が起こりました。
カーナビに誘導されたままの道へ。なんか違くないかな、との疑念も少し抱きつつ、そのまま先へ。交差点でどっちやねんってなって、ぐるっと回ってなんとなく左方向へ(笑)。一応カーナビの指示通り。車、脇に停めて道を確認しておけばよかったんです。
ひたすら進みます。お金のかからない高速道路みたいなゾーンに入ってしまったとき、これはマジでヤバいと思いました。
「これ、降りれなくね?」
やべー(笑)。走れども、走れども、分岐がない道。飛行機乗り遅れたら運賃丸損だなぁ。帰れないと日程的にいろいろやばいなぁ。飛行機は遅い時間、これはもしやもう一泊か。ここでの臨時出費は痛いなぁ。九州まで陸路で帰る、帰りに一番時間がかかる助手席の男は、さっきから、「これはやばい、これはまずい」と連呼してそれ以外のフレーズをしゃべりません(笑)。後部座席から「落ち着こう!落ち着こう!」と声をかけてくれた女神様の優しさだけが救いでした。「焦ったときは2秒でいいから深呼吸」という先輩に教わったことを実践してすこし落ち着きを取り戻しながら、車内みんなの連携プレーで少しずつ冷静さを取り戻します。迫る、バスの時間。2台借りたレンタカー。向こうの車に電話しようとも、怪しい高速ゾーンはトンネルばかりで電波が悪い。やっとこさ繋がって、「確実に安全なところでUターンしよう」という結論に。対面通行式でポールだけ立っているところで本当によかった。生まれて初めて使った、高速道路的な場所の緊急避難帯。OSCEばりに意識した、周囲の安全を確認。Uターン、成功です。よかった。まじで。
借り物を返し忘れていたという追加のハプニングはあってものの、レンタカー返しに行ってくれた組に保安検査場の出口で搭乗時間ギリギリまで待って渡すという難易度高めなことにも奇跡的に成功。なんとか全員間に合いました。全員無事にお家に帰れた模様。よかった。今回の旅行はなにかとうまく行き過ぎていたんですが、最後にもこんな一大イベントが待っていたとは。声掛けをしてくれたみんな本当にありがとう。やっぱみんな、無条件で信頼できる一生ものの友達。
「助からないと思っても助かっている」
何気なく選んだ大山名人の一言は、偉大でした。
(帰ってからの爆睡具合がすごかった人(笑))
大変だったね…
とりま旅行おつかれさま!計画立ててくれて本当にありがとう\( ˆoˆ )/次は沖縄だね!笑
ほんとに楽しかったし、今日も写真見てニヤニヤ(´∀`=)笑
沖縄旅行も今から楽しみ〜!!