上東区 保健環境通信

上東区における、健康増進活動、資源リサイクルやゴミ問題への取り組み状況等を、できるだけリアルタイムでお知らせします。

2015.02.10 ロコモをご存知ですか?

2015-02-09 23:41:08 | 健康増進
2015.02.10 ロコモをご存知ですか?

<ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略称。>
ロコモとは、加齢によって筋肉、骨、あるいは関節といった運動器の機能低下により、日常生活に困難を伴う現象。

運動器のトラブルは悪循環につながりやすいのが特徴。
骨折により必然的に活動量が減少、これにより筋肉や関節の機能が低下する。

ロコモの考え方は、日本整形外科学会が2007年に提唱。


<ロコモの予防対策>
予防対策は早さが勝負
骨や筋肉のピークは、20~30代。
よって、対策は早くから行えば、丈夫な運動器を維持可能の理。

予防対策のポイントは運動と食事。
特別なスポーツは必要なし。
歩いたり、階段の上り下り、お掃除、農作業等により、日常的に体を動かすことが有効。

栄養バランスの良い食事摂取も重要ポイント。
筋肉や骨の材料となる、たんぱく質、カルシウム、ビタミンDやKは積極的な摂取が必要。
「体重管理による肥満防止」は、腰や膝への負担増加を予防し、腰痛予防にも効果。
無理なダイエットは骨や筋肉の減少に直結するので危険。


筋肉の増量は、病気に対する抵抗力を向上させ、健康増進に。
ロコモ予防で、健康寿命を伸ばしましょう。
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h27.02.09 環境問題報道から 1

2015-02-09 16:40:00 | 環境保護
h27.02.09 環境問題報道から 1 「ハワイ沖マグロの水銀濃度が上昇」

アメリカ、ハワイ沖で捕獲されたキハダマグロの水銀濃度が近年上昇していることがわかった。

米ミシガン大学などの研究グループが、2月2日付の国際環境学誌「エンバイロンメンタル・・・ケミストリー」に発表。
人間活動により大気中に放出された水銀によって海水中の水銀濃度が上昇、これに伴う現象だとしている。
研究グループは、1971年と98年、2008年にハワイ沖で捕獲されたキハダマグロの水銀濃度データを分析。
結果、71年と98年のデータには大きな違いは見られず。
しかし、98年と08年のデータは大きく違っており、年率換算で3.8%の濃度上昇が判明。
大気中への水銀の主な排出源は、石炭火力発電所や金鉱山。
現在の排出レベルが続けば、北太平洋の海水中の水銀濃度は50年には現在の2倍になり、魚の水銀濃度もいっそう上昇すると警告。

以下感想
海は大きく広いので、いまは通常の摂取に問題はない。
しかし、現在の人間活動をそのまま続けているといつか破綻するのは、エネルギー、食糧、大気汚染、地球温暖化・・・等と同様のこと。

後は野となれ山となれ、では後の世代にしわ寄せがいくばかり。
水銀含有物を、どこへでも捨てないこと。
まずは、それが環境保護への第一歩だと思うのですが・・・。

ゴミ焼却施設は、焼却灰の中に含まれる水銀が環境に流出しないようにキレート処理を行っている。
が、このキレート剤は高価なので、どこの焼却施設も困っている。
濃度が高すぎれば、最終処分場への持込みもできないという、水銀は厄介者。
使っている時は、人間にとって有用な物質なのに、捨て方が悪いと厄介者に早変わり。

燃えるゴミの中に、水銀含有物を混ぜ込む、困った人がどこにでもいるんですね。

参考:身近な水銀含有物
・水銀体温計、水銀柱血圧計
・蛍光管
・乾電池、ボタン電池
(メイドインジャパンの乾電池は現在は含まれていない。旧品や輸入品は含まれているので含まれているとして扱った方が無難)
・液晶バックライト
・サーモスタットなどのリレー製品

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