上東区 保健環境通信

上東区における、健康増進活動、資源リサイクルやゴミ問題への取り組み状況等を、できるだけリアルタイムでお知らせします。

h27.02.16 環境問題報道から 2

2015-02-16 11:53:30 | 環境保護
h27.02.16 環境問題報道から 2

ネット記事から抜粋。

・世界の海に流出したプラスチックごみは2010年の1年間で480万~1270万トンにのぼるとの推計結果を、米ジョージア大などの研究者らが12日、サンノゼで開会中の米国科学振興協会(AAAS)年次総会で発表。
 以下はその要約である。

・プラスチックごみは環境汚染の原因になるだけでなく、細かく砕かれ魚などの体内に蓄積されることがある。
・「魚を食べた人間の健康に影響が出る可能性もある」と警告。
・世界192か国について、ごみの中に含まれるプラスチックの総量、ごみの処理体制、沿岸部の人口などのデータを分析して、2010年に海に流出したプラスチックごみの量を計算。
・結果、世界のごみ 計25億トンのうち、プラスチックは2億7500万トンで、このうち1・7~4・6%にあたる480万~1270万トンが海に流出したとみられる。

・プラスチックごみが世界中の海の表面を漂っていることは40年以上前から科学者により報告。
・回収された量などから、その量は25万トンと見積もられていた。
・今回の結果は、表面を漂っているもの以外に海に存在するプラスチックごみが膨大な量であることを示している。

・国別では中国が最も多く、132万~353万トンが流出し、世界合計の約28%を占め、2位はインドネシア(世界合計の約10%)、3位はフィリピン(同6%)で、米国は20位(同0・9%)、日本は30位(同0・4%)だった。
・流出防止策を講じなければ、海に流出するプラスチックごみは、2025年に現在の2倍以上の年間1050万~2800万トンに増えるという。

・プラゴミが陸上から流出する主な原因は、管理不適切。
・対策として、社会基盤の整備が重要だと指摘

以下感想。
海は広いけど有限、世界中の海はつながっているから、よそ事では済まされない。
実際、日本の南海の島に大量のプラスチックごみが打ち上げられている光景をテレビ等で何回も見ている。

プラスチックは紫外線等の影響でもろくなって、どんどん細かくなっていく。
怖いのは、魚を通じて、人間に帰ってくることだ。
プラゴミを海に捨てることは、「天につばする行為」に思える。

プラゴミの放置は、海への流出につながる。
それを実感するプラゴミの放置事例は、残念ながら身の回りで、枚挙に暇なしである。
プラゴミは肥料にはならないんですけどねえ・・・。
コメント
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