上東区 保健環境通信

上東区における、健康増進活動、資源リサイクルやゴミ問題への取り組み状況等を、できるだけリアルタイムでお知らせします。

2022.11.12(土) 環境学習イベント「みんなでプラごみを考えよう」に参加

2022-11-12 21:52:53 | 活動記録
2022.11.12(土) 環境学習イベント「みんなでプラごみを考えよう」に参加しました。

廃棄物減量等推進審議会委員の立場で参加しました。
1.当日のスケジュール
14:00~ 開会式
     市長挨拶 (副市長が出席 市長メッセージ代読)
     初めの会 (スケジュール説明 班編成 ゴミ拾い範囲説明など
14:10~ 美化活動 (ゴミ袋+ゴミ取りトングの配布あり)
14:40~各団体ブースによる学習会(甲州環境協同組合、峡東漁業組合、 やまなしプラスチックごみ削減プロジェクト、甲州市役所環境課職員の4団体)
     ゴミ収集車(パッカー車)のしくみ見学
15:40~終わりの会
    講評(環境課課長)  (ここで解散)
16:00~片付け       
2.場所 重川河川敷 (グランポレール勝沼ワイナリー付近から 下流側 鴨居寺橋の手前までの200m程の区間)
・美化活動対象場所は勝沼支所にて葦が生い茂る場所の大部分を刈り取ってあった。
 ※葦を刈り取ってないと進入困難なため美化活動そのものも難しい。
  また、葦は背丈以上の高さに達していることから、中に入った作業者を監視するのも困難であった。
  よって、主催者が事前に美化活動場所の葦の刈り取りは正しい判断と思われる。
  しかし、小生は美化活動対象外箇所をイベントが始まる前に葦をかき分けてゴミ拾いを行った。
  この時のゴミの散乱状況と比較して、葦が刈り取り済みで且つ美化活動を指示された場所は、プラごみは少なく新しい空き缶ばかりが目立っていた。
3.学習会概要
 ①環境課ブース
  ・水切り器が簡単に作れます
   として、2リットルペットボトルの上部を切り取り、切り取り面にテープを貼り付けただけの道具を使って、水切りの実演を行った。
   生ゴミの80%は水分であり、水切りはゴミ減量に即貢献できるとして、ゴミ減量を訴えた。
  ・2022年7月から猫の不妊・去勢手術費の補助金額が6~1万円増額された、との説明あり
  ・「ゼロカーボンシティ甲州」を目指すため、
   宅配業者さんの再配達を減らす活動として、宅配ボックスの購入補助事業を行っているとの説明あり。最大3万円
   太陽光発電システム、エコキュート、地中熱利用システム、住宅用蓄電池、生ごみ処理機などの設置導入補助の説明あり。
  ・甲州市の1年間の燃えるゴミの量 約8000トン
   甲州市の人口30,010人(11/1現在)
   1人当たり 1年間 267キログラムのゴミを出している、 1人1日当たり732グラムとなる。 日本全体は918グラムであるから若干平均より低い
    これをさらに減少させるべきく皆様のご協力をお願い。で幕
 ②甲州環境協同組合
  ・ゴミの分類について説明
  ・プラごみとは、プラとして再生するのに相応しいプラごみのこと、従って汚れていたり、劣化しているものは”燃えるゴミ”とすること。
   ペットボトルも同様。
  ・缶類、ビン類は飲料用のものが対象となる。飲料用であっても割れているもの、汚れの激しいものは不燃ガラスや不燃金物として扱うこと。
 などの説明あり。
 ③峡東漁業組合
  ・放流している魚種は、アユ、ヤマメ、イワナ
  ・魚類を守るために、カワウの駆除、コクチバスなどの外来魚駆除、川や湖の水質や環境を守る、水源林保護等の活動も行っている
  ・釣り券をネット販売も始めた
  等の説明あり。
 ④やまなしマイクロプラスチック削減プロジェクト
  ・海ゴミの8割は、山から川から私たちの暮らす町から運ばれる
  ・山梨県は、富士川水系(笛吹川、重川が支流)、相模川水系(桂川などが支流)、多摩川水系と3つの1級河川の上流側にあたる
  ・マイクロプラスチック問題:海に流れ出たプラスチックは、紫外線や波の力で砕けていく。
   直径5ミリ以下の小さなプラスチックのごみをマイクロプラスチックという。
   プラスチックはいくら小さくなっても分解してなくなることはない。ナノプラスチックとして空気の中を漂ってもいる。
   PCBなどの有害物質が吸着し、そのマイクロプラスチックを動物プランクトンや魚がエサと間違えて食べ、その魚をさらに大型の魚が食べ、
    それをさらに人間が食べるといった具合で、生態系や人体に与える影響が懸念されている。
  ・私たちにできること
   マイボトル、マイバックを持参し、使い捨てプラスチックは利用しない
   使い捨て容器・食器は使わない
   ゴミの分別をする
   落ちているゴミを拾う
   ゴミが散乱しないよう工夫する
   ゴミのポイ捨てはしない
   プラごみゼロとなる地域づくりを目指す
   植物性・金属製たわしを使おう
   一工夫で新聞紙のゴミ袋
   量り売り、ばら売りを選ぼう アプリで見つけられる量り売りショップ
   古くて新しい暮らしのアイデア(紙を使う、木を使う、布を使う)
  ・プラスチックごみZERO「市民宣言」文
   私たちの日々の営みがもたらすプラスチックごみが今、海洋汚染を引き起こし、海の生態系を脅かしています。
   川ゴミが海へと注ぎ、地球規模の環境汚染を引き起こしていることを考える時、海のない山梨県民だからと、これを他人事で済ますことは許されません。
   「海にゴミを行かせない!」の強い意志のもと、
   県民一人ひとりが自分事として捉え、
   日々の生活の中で実践していくことが問題解決への第一歩であると私たちは考えます。
   この大きな課題を解決していくためには、各種団体、行政、企業、地域住民と積極的に連携していくことが重要です。
   ここに私たちは、プラスチックごみZEROを目指し、7つの取り組みを行うことを宣言いたします。
  ・川の上流の集落の皆さんに、下流部でプラごみの清掃活動を実施。
   集めたゴミの分析(農業資材、ポイ捨てゴミ、梱包資材などに分類)を通して、
   川に流さない工夫、注意事項を考えてもらう活動を行ったところ、
   川に流れ込むゴミの量が劇的に減ったとの事例が紹介されました。
   ※無頓着をなくさないとだめですね。


   
   ※7つの取り組みの内容は、前記「私たちにできること」と大体同義です。 
   
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