現在、
大学生でありながらも、
親が授業料出さないから、
バイトして、
学費稼ぎの毎日で、
大学に行けない、カッちゃんの、
高校時代の思い出話。
カッちゃんは、恐い体験が大好きで、
ダチから、
ホラー研究のグループを紹介してもらった。
ホンマの、筋金入りに恐いことを求めるグループで、
心臓の弱いもんは来るなが、キャッチフレーズやった。
が、
そう言われたら、
グループに入りたくなるのが人の本性。
やから、
カッちゃんは、
このホラークラブに入会した。
そして、
ガチに恐い肝試しをすると言う。
カッちゃんは、このホラークラブの肝試しに、喜んで、参加した。
まず、
墓場の方に行く。
これは、恐いことが起こると期待してたら、通り過ぎた。
次に、
火葬場跡に向かう。
今度こそ、恐いことが起こると期待したが、
またしても、通り過ぎた。
今度は、
心霊スポットの病院跡に向かう。
これは、本格的に怖くなると期待してたのに、
またまた、通り過ぎた。
どうこうするうちに、
とある居酒屋に入った。
怪訝そうなカッちゃんをよそに、
ホラークラブの面々は、
テーブルを囲んでいる、ヤクザ達のところに来て「ヤクザ❗」と叫んで、逃げた。
ガチギレしたヤクザ達が追っかけて来る。
カッちゃんは、横腹痛むのをこらえて、泣きながら逃げた。捕まったら、100%叩かれる😱❕
そして、
ヤクザの足は、速い。
カッちゃんにとって、
この肝試しは、
人生最強に恐ろしいものやった。