(画像はイメージであり本記事とは関係ありません)
とある地方都市に小学校があった。
そして、
ここの卒業生で、
国際マラソンにまで出場した選手がいた。
これを記念して、
この小学校は、
マラソン部を結成した。
そして、
ここのチームはみんな速かった。
ある日、
あの卒業生のマラソン選手が、
マラソン部を応援しにやって来た。
マラソン選手は、
後輩にあたる部員ひとりひとりに、
丁寧に指導してあげた。
そして、
このマラソン部員たちを、
巨大な栄光の群れ、
すなわち、
巨栄(きょえい)の群れと名付けて褒めた!
部員たちは、
ガチに感動した🥺
お別れの時が来たので、
マラソン選手は車に乗り込んだ。
そして、
走る車の中から部員たちに手を振った。
部員たちも、
車を追いかけながら手を振った。
けど、
車の中のマラソン選手の顔が曇り出した🥸
やって、
30分近くも、
子供たちは手を振りながら追いかけて来る。
それで、
車を停めさせて、
子供たちに、
「ここでお別れや」と言って、
また車を走らさせ、
子供たちに手を振った。
子供たちは、
また、
手を振りながら追いかけて来た。
いくら走っても、
子供たちが手を振りながら追いかけて来るので、
また車を停めさせた。
車に駆け寄る子供たちに、
マラソン選手は、
「喉が渇いたろ?ジュースご馳走するわ」と言って、
近くのファーストフード店に連れて行き、
シェイクを飲ませた。
子供たちが夢中に飲んでる隙に、
マラソン選手は車に乗り込み、
走らせた。
しばらくして驚いた😳
また子供たちが手を振りながら追いかけて来てたからや!
マラソン選手は車を停めさせた。
駆け寄る子供たちに、
近くのゲーセンに連れて行き、
自費で遊ばせた。
子供たちが夢中に楽しんでる隙に、
マラソン選手は車に乗り込み走らさせ、
運転手に、
「高速に乗った方がいい」と言った。
運転手は、
「高速乗るまで距離がありますよ」と返答するので、
マラソン選手は恐る恐る後ろを振り返ると、
あんじょう、
子供たちが手を振りながら追いかけて来た。
マラソン選手は車を停めさせた。
そして駆け寄る子供たちに、
自分が部の特別コーチをするからと約束して、
タクシーを数台呼んで、
子供たちを帰路につかせた。
こうして、
特別コーチではあっても、
このマラソン選手は、
時々、
子供たちを指導にやって来ることになったんや。
このマラソン選手は述懐する。
「あいつらを巨栄(きょえい)の群れと付けたが、実際は、ぎょえ~😱の群れやった!」、と。
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