ケイシロウとトークアバウト

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

誕生日は涙を信じない

2024-07-16 22:24:00 | 日記




モーさんの二人の息子が小学生の頃のこと。

モーさんの二人の息子は、
知的問題児にあっても、
モーさん以外には、
誰にでも優しく接した。
二人の息子にはスマイルという名の女の子の友達がいて、
いつも泣いて生活していた。
理由もなく泣き続けて12年の時が満ち、
スマイルは12歳になった。
そこで、
スマイルの両親は、
華やかなお誕生会をすることにしたが、
誕生日会の案内状を100人にも出したのに、
来たのは、
モーさんの二人の息子たちだけやった。
モーさんの二人の息子の兄は、
「スマイルおめでとうございます」と言って、
ポケットから30円出した。
スマイルは泣きながら😭
「人のお誕生日には最低でも、あと0が3つ付くものよ」と言った。
モーさんの二人の息子の弟は、
「スマイルおめでとうございます」と言って、
食いかけのハンバーガー🍔をスマイルの前に置いた。
スマイルは泣きながら😭
「あなたの唾液には未知のウイルス🦠が数百いるので食えないわ」と言った。
スマイルの父親はスマイルに、
「きょうはなんでも買ってあげる!12歳のバースデーだから特別にプレゼントするよ!ナンでも欲しいものを言いなさい!」と、
言うと、
スマイルは泣きながら😭
「じゃあ遠慮なく言うわ。ジュエリーマキのダイヤモンドを買ってちょうだいな」と言った。
スマイルの両親はガク(愕)😱が入った❗️
けど、
約束した手前、
スマイルの父親は、
「わかった!父さん、今からジュエリーマキに行って来るね」と言って、
立ち去った。

父親抜きで、
パーティー🎉していると、
父親がうれしそうに戻ってきて、
「買って来たよ!」と言って、
泣きじゃくっているスマイルにある物を手渡した。
スマイルが泣きながら😭包み紙を開けると、
そこには、
ジュエリーマキのダイヤモンドパンフレットという小冊子があった。
スマイルの涙が止まった。
そして凄まじい目つきで父親を睨み付け、
「ナンじゃいオンドレは❗️ナンじゃいオンドレは❗️ナンじゃいオンドレは❗️」と叫んだ!
モーさんの二人の息子は驚いて、
「人格が変わりましたね。まるでエクソシストですね」と囁き合った。

スマイルは父親に、
「誰がダイヤモンドのパンフレットもってこいちゅうたかこのボケが❗️」と毒づくので、
母親は、
「ダイヤモンドなんか高くて買える訳ないでしょう⁉️ダイヤモンドキャンディを代わりにあたしが買って来るわ」と口出しした。
スマイルは、
「ワシがそんなもんで喜ぶと思ぉとんのかワレ❗️ナンでも好きなもんこうたる言うたのはオンドレらやないか❗️」と叫び、
部屋から出て行った。

しばらくして、
繁華街の橋のところに、
ピンクのビニールドレスに厚化粧したスマイルが立っていた。
スマイルの両親は、
キリスト教会のドグマ司教とコウ神父(2021年4月5日記事『キリエ・エ・レイゾン(主よあわれみたまえ)😭参照)に、
スマイルの説得をお願いした。
オランダ人のドグマ司教は細身で長身な体格でいかめしい顔つきに対して、
コウ神父は子供のように小さかった。
ドグマ司教はスマイルに、
「スマイルよ!キリストが命ずる!家に帰りなさい!」と厳しく言うがスマイルはスルー。
それでコウ神父と二人で無理矢理連れて帰ろうと考えたので、
ドグマ司教はコウ神父にスマイルの腕を押さえてもらおうとして、
「コウちゃん!」と言った。
コウ神父は、
「アイヨ!!」と元気に答えた。
ドグマ司教は不愉快そうに、
「アイヨとはナンですか😠わたしは司教ですよ。キリスト十二使徒の権威を持ってるんですよ!」と怒ると、
コウ神父は、
「わかりました!けど、司教様も私のことをコウちゃんと呼ばないでください」と言い返したので、
ドグマ司教は更に不愉快になり、
「コウちゃん❗️」と声を荒げると、
コウ神父は、
「アイヨ!!」と答えたので、
二人は口論になった。

スマイルは平然と、
立ったままやったので、
スマイルの母親は父親に、
「仕方ないわね。ジュエリーマキからダイヤを買いましょう。その代わり、家族3人、今後数年間は、毎日三食はにゃんにゃん飯よ」と言った。

モーさんの息子たちの証言によると、
いつも泣きじゃくっていたスマイルは、
このお誕生日から、
いっさい泣かなくなったとのことや。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿