ケイシロウとトークアバウト

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思想じかけの子羊

2024-09-04 23:34:00 | 日記



(上画像の信憑性は個人的には皆無だとは思いますけど------)

今回は、
エキュメニカル(キリスト教会一致運動)での統一教会の4daysセミナーの実態と、
人がひとつの思想に染まっていくまでの過程をカキコ。
ちなみに統一教会は、
霊感商法のお馬鹿な宗教団体と思われがちやけど、
結構な思想派集団でもある。
ある意味、
新興宗教の中では、
教義の体系化が凄まじい!

4daysに参加😀
班わけさせられる。
講師と進行役がいる。

★第1日目
[午前中]
『総序』(そうじょ)
今の世の中の矛盾や未来がどうなるか?や、
世界情勢と確実な平和の意義が語られる。

昼飯😋

[午後]
『創造原理』(そうぞうげんり)
神様とはどんな方か?
天地創造の目的は人間の為。
人間は神の子供であり神の喜び。
そして、
この団体独自の教義用語がびっしりと語られる。
特に、
地上天国という言葉が出て来るが、
ケイシロウ、
これはキャバクラの名前やないぞ!
神と人間が作り上げる理想社会のことやから。
人間は、
地上天国実現の為に創られた。
物体である人間と霊である神の合成一体化が地上天国を作ると訳のわからん講義が進む。
なお、
人間は、
「胎中」→「現実世界」→「霊界」の3段階で生きて、
「霊界」が永遠の世界だと説く。

夕食😋

[夜]
『堕落論』(だらくろん)
人類子孫のアダムとエバは神の希望やった。
アダムとエバこそ地上天国の基。
なのに、
天使長ルシファーが嫉妬して、
エバを誘惑して霊的姦淫(常軌を逸している😬)を行い、
エバはアダムを誘惑して肉的姦淫を行った。
その結果、
人間にあった神の血統が汚れ、
サタンの血統になる。
人間は堕落(堕罪)した。
地上天国は地上地獄と化す。
神は涙しながら、
失ったアダムとエバを探す人類歴史が出発する。

午後の『創造原理』で、
人間は神のサイコーの喜びと言われながら、
夜の『堕落論』で、
神の血統から悪魔の血統になったと言われ、
受講者は愕然とする。
そこに講師は、
「今も神は涙しながらアダムとエバを探しています。そのアダムとエバはあなた方です❗️」と叫ぶ。
そして、
教会信徒の女性が神の悲しみの心情が啓示されたものを泣きながら読み上げる。
「わたしはこの無茶苦茶な世界を作り平然としている神を殴りつけたかった!しかし私の見た神はそんな神じゃなかった。涙されている神だった。神は私を見てひと言「ごめんよ」と言った。わたしは知らなかった。わたしが神の喜びの為にこの世に生を受けたことを。無気力、無感動、無関心は世の三悪である。この世はわたしがいるのにわたしを知らない。呪う為にでもいいからわたしに帰れと神は言われた------」
これは😨------
場内は受講者が爆泣きしだす😭💯
進行役が涙ながらに祈る。
「天のお父様。今、私たちはあなたが私たち堕落人間の為にいつまでも涙を流される神であることを知らされました。どうかあなたの心情の中に生きてあなたの喜びとなる子女(しじょ)となさせしめてください」
場内は爆泣きに爆泣き😭😭😭
神は人間の悲惨さの為に泣いておられる。
神の悲しみの解放の為に生きようという心がみなぎっていく。

就寝😭
『堕落論』を思い出し啜り泣きに寝る。

★第2日

朝食😋

[午前中]
『予定論』(よていろん)
神の責任分担95%と人間の責任分担5%の100%で地上天国が出来ると教えられる。

昼食😋

[午後]
『復帰原理』(ふっきげんり)
アダムとエバから始まり、
ノアの洪水の話。
アブラハム・イサク・ヤコブの話。
聖書の言葉を引用しながら涙の神が語られる。

夕食😞

[夜]
『復帰原理』(ふっきげんり)
モーセの出エジプトのことが話される。

講義後、
再び教会信徒の女性が神の啓示の書を泣きながら読み上げる😭
「------わたしがお前の罪が醜いからと言って顔をそむけたことがあるか⁉️わたしはお前が生まれる前からお前が自分の罪で苦しむのを知ってお前の為に泣いた。お前はわたしの子だ!------」
前夜に続き、
心情の神の愛情の為に、
受講者たちは再爆泣き😭💯💯💯

就寝😭😭

★第3日

朝食前。

ひとつの言葉が読み上げられる。
「神は常に泣き伏しながらもいつもひとりで立ち上がられて人間の救いの為に摂理される」

朝食😭

[午前中]
『復帰原理』(ふっきげんり)
イエス・キリストの生涯が語られる。
本来なら生きて地上天国を実現するはずのイエスをユダヤ人が564た😭
この箇所もまた、
イエスの過剰なまでの悲しみと、
その独り子が十字架上でとりなす姿を神は号泣すると説かれる。
そして、
再臨のキリストの話で終わる。

昼食😭

[午後]
『摂理的同時性』(せつりてきどうじせい)
歴史が神の子メシアを出現させる為に繰り返していることを説く。
物凄く、
無理矢理に同じような歴史の出来事があったことが語られ、
話は旧約聖書から新約聖書を経て現代に来る。

夕食😳

[夜]
『現代の摂理』
キリストが来られたことが証される。
再臨のキリストは韓国に来られた。
名前は文鮮明🙏通称、お父様。
進行役は受講者たちに、
「あなた方は偶然にここに来たのではありません。お父様があなた方をお選びになられたのです」と、
泣きながら、
文鮮明のデカい写真を出して、
祈る、
「愛する天のお父様、真の御父母様。ついに証の時が来ました。ここに集いし者達はお父様の涙の祈りによって召されたのです」
当然、
受講者たちは爆泣きする😭
ここで、
天の父と真の父母(文鮮明と韓鶴子)の為に生きていこうと決意する。

就寝😭

★第4日

朝食🔥

[午前中]
『主の路程』
文鮮明の24時間テレビの感動ポルノを遥かに凌駕する涙の美談が語られる。
「わたしは神に言った。過去にあなたを愛した者はいますか?神はいないと答えられた。では今あなたを愛する者はおられますか?と問うと神はいないと答えられた。それでは未来にあなたを愛する者はいますか?と神に尋ねると神は「わからない」と答えられた。そこでお父様は神さまと抱き合いいつまでも泣いた」という内容の趣旨がテンコ😭😭😭

講義は、
短い昼食後にも続き、
4daysの終わりを締めくくるクライマックスの、
決意表明式が行われる。

ここにデカい文鮮明と韓鶴子の写真が中央に置かれ、
受講者たちは1人ずつ写真の前で大声で、
「宣誓❗️わたくし○○は地上天国実現の為に神と真の御父母様の為に生きていくことを誓います❗️」と言い、
講師、進行役、受講者たちの涙の中で、
厳かに行われる。

★4days後

参加した受講者たちは、
出家して、
教会施設でより深い勉強会を経て、
伝道活動。
霊感商法もここから。

やがて、
合同結婚式へと彼らは向かうことになる。

ー完ー

ルーシェル、もしくはルシファーという天使長にしてサタンの長の正体は、
カナン神話の最高神エルの息子の一人であり、
明けの明星の異名をとる。
母親は神々の母アシラになる。
つまり、
ルーシェル、もしくはルシファーは、
旧約聖書にも新約聖書にも登場しない。
統一教会が引用するイザヤ書の「黎明の子明けの明星よ。お前は天から地に落ちてしまった」という箇所は、
ルーシェル、もしくはルシファーのことやなくて、
バビロンの王ネブカデネザルのこと。
またサタンは本来は、
神の御使の一人で、
人間の罪を告発する任務を与えられていた存在。
キリスト教会が布教の為に、
サタン=悪魔に仕立て上げた👿