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中2最後の3学期を迎えていたエイジは、
給食におでんが出たことに、
意外そうな面持ちをした。
そして、
おでんを真剣に見つめている女子生徒のマチダに、
「そう言えばお前の家、おでん屋してたな」と言った。
するとマチダはしくしく泣き出したので😢
エイジはムッとして、
「ナニ笑ってんだよ⁉️俺を馬鹿にしてるのか⁉️」と語調を荒げてしまった!
マチダは、
「泣きよんや❗️おんどれ❗️」と叫んだ!
そこに女性担任教師が来た。
マチダは、
涙😢の訳を話した。
マチダによると、
家のおでん屋の商売が昨年暮れあたりから上手くいかなくなり、
余ったおでんで1日3食になったと言う。
しかも、
白米🍚の無い、
ひたすら大量のおでんを毎日食い、
たまには別のものが食いたいと両親に言えば、
「ごめんね。家にはおでんしかないのよ」と言われる始末やったという。
更に、
友達と遊びに行く時は、
小遣いの代わりに、
パックに入ったおでんを持たせられたとのことやった。
やからこそ、
学校給食だけが別のものを食べれる楽しみがあったのに、
おでんを出されたら人生詰んでしまうと言い、
泣き出すんやった。
エイジも担任教師に、
「給食のおでんは冷たいから温めなおして」と言ったが、
担任はエイジをスルーして、
マチダに、
「あなたの食べたいものをなんでも言ってちょうだい。先生、用意するから」と言った。
マチダはうれしそうに、
「先生!ありがとう!それじゃあ、タラバガニが喰いたいわ」と言った。
担任教師は青ざめた😨
やってタラバガニは一万円以上するさかい。
担任教師はマチダにやさしく、
「タラバガニは高価だわ。近くの川にいるサワガニをフライにしましょう」と言うと、
マチダは、
「舐めたらアカンぜよ❗️」と叫んでまた泣き出した。
エイジは担任に、
「こんな寒い冬にサワガニはいないからタラバガニにしなよ」と言った。
担任は財布の中身を開けて五千円しか入っていないことを見せて、
「舐めたらアカンぜよ❗️」とエイジに叫んだ!
放課後。
もの悲しい結末に終わった学校から帰宅していたエイジは、
中学の大先輩の牧カオリに会い、
一連の出来事を語った。
牧カオリは言った、
「煮込まれる様々なおでんの具は、日々生活する様々な職種の人たちです。それを税金という名の箸が財務省という名の口へと運んでいくのです」、と。
不景気はナニもかもをブルーに覆ってしまう。
しかし、
長く続く冬はなく、
春は訪れる。
だから、
不景気にめげることなく、
好景気の春を目指して少しずつ前進しよう。
と、
書き込むと、
牧カオリは、
「この不景気を冬に喩えてはなりません。寒くて当たり前の北極こそふさわしい喩えなのです」と、
夢も希望も吹き飛ぶことを言った。
しかしエイジが、
「俺、北極で暮らしてみたいです」と明るく語る姿を見て、
吹き飛んだ夢と希望は再生された。
マチダさん可哀想でしたね😢
ご飯もなくおでんだけはキツいです😣
いつかダイエットしようと💦
大根と蒟蒻のおでんだけ買って来た時🌀
味の染みてない蒟蒻食べちゃって嫌いになりました💧
せめて白滝にすれば良かったです😑
タラバガニは一気にスゴ過ぎたけど😆💦
そう言いたい位に辛かったんですね💧
でもエイジ君の北極に住みたい😊のブッ飛び発言で(笑)
不景気の心配も一瞬吹っ飛びましたね🥰
そんな明るさで乗り切らないと⤴
又良い週が来ます様に😊🍀