屋上に出すと、真っ先にやるのが、この「ごろごろにゃん」です。
シャンプーした後でも全く意に掛けず、やりまくります。
わざわざ泥だらけの所で、ごろごろ転がって、たたくとほこりが立つほど、
体を汚してしまいます。
ほこり高きちゃーちゃんの一丁出来上がりです。
しかし、猫はなぜ、体をわざわざ汚すのだろう???
いつもていねいに、体をなめて、汚れを取っているのに、
そのきれいにした体を、また、わざわざ汚すのです。
「だめだよ!」なんて叫んでも、「へっ?!」なんていう顔をします。
体の汚れをなめとるのは、ネズミに自分のにおいを、
さとられないようにするためと言われています。
このため、念入りに全身を舌の櫛で掃除をします。
それなら、泥の中でごろごろにゃんして体を汚すのはなぜ?
と当然思いますが、これもやはり、自分のにおいを消すための行動なのでしょうね。
その場のにおいを体にこすりつけておけば、
においに関して、透明猫になるわけです。つまり、まわりのにおいにとけ込んでしまい、
いくらくんくんやっても周囲のにおいと同じになるわけです。
迷彩色の服のかわりに、においの迷臭服をきているわけではないかと思います。
しかし、本能とはいえ、汚れた体で家に入られて、汚れた体をあちこちになすりつけ、
まったく、こまったちゃんです。
家に入れるときは、ぬれテッシュを持って、追いかけっこです。
それを、また楽しんでしまうちゃーちゃんと私。どっちもこまったちゃんです。