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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

身近な毒とネコ

2016年02月18日 | 日記
ネコにとっておそろしい毒は、じつは、身の回りにたくさんあります。

きれい好きのネコにとって、体に付いた汚れをなめとるのは、日常の行動です。

芝生に寝転がっていたネコに、もし、撒いたばかりの強力な除草剤がついたとき、

ネコにとっては、たんなる汚れとしてなめとられてしまいます。

この結果、除草剤は、とんでもない忌むべき効果をネコの体に現します。

場合によっては死ぬときもあります。



除草剤に限らず、家にある有毒な物質が、知らないうちにネコの体に付き、

きれい好きが災いして、ネコのからだに取り込まれて、悪さをすることがよくあります。

都会の家では室内飼いが普通であるので、有毒物質が体につく機会は少ないですが、

郊外、田舎のネコでは、外に出たときに、飼い主の分からない、

このような予想もしない有害物質で命を落とすネコもいるのです。


「猫いらず」というネズミを殺す毒があります。

ネズミの好きなえさに練り込んで、ネズミに食べさせて、殺すのです。

この強力な毒を使えば、ネコはもういらないという意味で「猫いらず」名付けられました。

最近はほとんど目にしませんが、地方では残っているところがあります。

「猫いらず」という名前が変わってしまっているかも知れませんが、

いわゆる、殺鼠剤です。

これも田舎に住むネコにとって恐ろしい毒です。

猫いらずそのものを食べるネコはいませんが、猫いらずを食べて弱ってふらふらしている

ネズミを捕らえて、毒を食べたネズミを食べてしまうことがあるのです。

ネズミがどのくらい毒を摂取したかによりますが、

不幸にも、このようなネズミを食べたため命を落とすネコもいまだにいるのです。


また、最近、恐ろしいのは、異常な人間による、毒殺事件ですね。

今の世の中には、信じられないような人間が出現して、猫を殺すために、

毒入りの猫のエサをばらまく人もいるのです。

どうにも、恐ろしい世の中になったものです。