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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ネコの動体視力

2016年10月13日 | 日記

  ノラちゃんシリーズ    薄目を開けて警戒は怠りないです。

 

ネコの視力は余りよくなく、日中は明るすぎて、細かいところまで見えていないようです。

また、あまりに近すぎるところも焦点が合わないそうです。

ネコが一番よく見えるところは2〜6mの距離のところだそうです。

ただし!・・動体視力は別で、ほんの少しの動きでも見逃さないすごい能力を持っています。

目に映った像がはっきりしているか、していないかにかかわらず、動きのあるものには敏感に反応します。

脳のなかに動きに敏感に反応する特殊な脳細胞があり、わずかな動きにも反応するのです。

つまり、ネコにとって、まわりの景色はどうでもよく、

そこに「小さいものが動く」ということに素早く反応し、見いだすようにできているのです。

そして、視覚以外の優れた聴覚、敏感な触毛などの感覚器をフルに動員して獲物を探し出すのです。

小さいて動くもの、超音波を発するもの・・・といろいろな感覚に引っかかったものが獲物な訳です。

ただ、暗闇での視力はとんでもなく優れています。

犬と猫の暗闇での行動を暗視野装置で撮影した映像を見たことがありますが、

障害物の多い迷路のような所に両者を入れて、動きを見ると、犬はまったく見えていなくて、

あちこちぶつかったり、うまく動けませんが、ネコはまるで、

周囲がきれいに見えているようにすいすい歩いて行くのですね。凄いと思いました。

夜行性のネズミを捕らえるために特別に発達した暗視野装置付きの眼なのです。