ボブキャット 短尾の野生ネコとして有名です。日本ネコのように骨は曲がっていません。
日本ネコには短尾のものが多くいます。しかし、最近は外国種との雑種となり長い尾が増えて短尾は減っていますが。
短尾の尾をよく調べると、たんに尾が短くなったのではなく、尾骨がくねくね曲がって丸まり、短尾になっているのが分かります。
ある本によると、くねくね曲った尾は蔵の鍵を連想し、その鍵状の尾で蔵を開けて、
主人に財宝を持ち帰るという言い伝えがあり、このような尾のネコは縁起よいと、珍重されたそうです。
地域的には短尾、尾曲がりネコは、長崎県に多いのだそうです。
なんとノラネコの80%が短尾、尾曲がりネコというデータがあるそうです。
ジャパニーズボブテールのことは以前書きましたのでここでは繰り返しはしません。
いずれにしても、世界的に珍しい、短尾のネコが日本にはたくさんいます。
化け猫伝説から長い尾のねこが嫌われたせいですが、このお陰で世界でも珍しいジャパニーズボブテールが生まれたわけです。
野生のネコではボブテールやオオヤマネコがやはりシッポが短くなっています。
これらのシッポの短い野生ネコでは、シッポで行うボディランゲージが出来ないということから
それに変わるものとして、耳に長い毛が生えているといわれています。
犬ではよく、犬種によって、子どものうちに尾や耳を切ってしまうことが行われていますが、
これはなにかかわいそうな気がします。
日本の短尾のノラちゃん頑張ってください。