ネコの昼間の集会。
昨年、「ペット多頭飼育崩壊」をテレビでやっていました。
ネコを飼いだしたのはいいけど、不妊・去勢はかわいそうだとほっといたため
あっという間に80匹になり、家がネコに占拠され、家庭が崩壊して行き、
ネコそのものも不幸になり、近所から臭気などで苦情もでて、部屋もめちゃめちゃ・・・
この家庭はお年寄りではない40代の主婦のふつうの家族の家でした。
ネコに限らず、こんな状態になる家庭、とくにお年寄りの一人暮らしが増えているという話でした。
よくネズミ算式に増えてゆくなんていいますが、ネコも小型の動物のため、
自然界では弱い動物で、ネコより大きい肉食獣のエサにもなっていたわけです。
こういう動物は、食べられてしまうより多く産まなければ自然界では生き残れません。
ネズミ算式と増える速さの象徴としてネズミを例に取りますが、
ネコもすごい繁殖力があるのですね。
野生時代は栄養状の問題もあり、繁殖期は年に1回でしたが、
栄養状態の良い現代では年に3〜4回発情します。
その都度5匹くらいの子どもが生まれ、その子も1〜2年で発情しますので、
ネコ算式?に増えてすごい数になります。
やはりペットと幸せに暮らすためには不妊・去勢手術は止む得ないことですし、
ペットを飼う人の義務でもあると思います。