日本では黒猫は吉の動物とされて、気の病(肺結核など)を治すとされていました。
でも世界では、吉凶入り交じっていますね。
ある国では、不幸、不運を呼び込むとされ、忌み嫌われています。とくにイタリア。
また別の国では幸運を呼び猫とされています。イギリスのイングランドでは幸運の黒猫なんです。
黒猫は魔女の召使いみたいな迷信がヨーロッパでは多いですね。
このせいで、黒猫が嫌われていたのです。
こんな迷信が世界中にあると言うことは黒猫って気になる(不気味)存在だったのですね。
科学的に調べてみると、黒猫は骨格が丈夫で、体も健康なネコが多いそうです。
大形ネコ科動物のジャガー、ヒョウなどにも黒化種が出てきます。
クロヒョウなんかゾクゾクするくらいかっこう良いですよね。
夜行性のネコ科動物にとって、黒色は生き残る上で有利に働きます。
黒装束の忍者のように獲物にも気づかれず、敵にも発見されにくいわけです。
夏目漱石の猫も黒猫、日本には魔女がいなかったので?黒猫は幸福を呼ぶ猫になったのでしょうね。