「山ぶきが伸びてきた」
あれ、山ぶきだ。根本で8mm程度〔蕗の甘露煮〕長さにして35センチ位の細さだ、巷から比較すると3週間は早い。これを食してみようと思い立つ。

姉さん2軒(やまぶきと絹さやインゲン豆)にお裾分けする、何れも「初物」は仏様にあげて、先祖を敬う風習があることは良いことだ。
20センチずつに切り、大鍋に入れて茹でてから、冷めるを待ち 真ん中を折って皮をムク。反対も折って皮むく。アクで手も汚れずに細かな仕事が続く。
料理の仕込み程度は手伝う事にしているのだが、肩もこって来る。何時ものように、薄味で煮立てるのは女房の仕事だ。家は親父もお袋も俺も高血圧症だ。
翌日、お裾分けし親父さんが「奥さん味付けが上手だね」と誉められた。同じく女房に「味付けが上手だとと誉めていたよ」と伝えた。誉める事は腕を上げることに繋がってくるから、正直に伝える事にしている。
塩や醤油の量を減らして「あんばい」の味付けをするのだが、新やまぶきはうまかった。矢張り旬のものはオイシイ。
やまぶきを太くして見ようと次の実験をする。湿気る半日陰に移植し 少し化成肥料をまぶしておいた、太くなるかなーと次の策を張り巡らせる楽しみ。田ゼリも移植しようと、新たなチャレンジに〔適材適所〕意欲。