第87回箱根駅伝、早稲田大学が優勝しました。
出雲、全日本に続く学生駅伝三冠達成です。
チームの力の素晴らしさを見せてもらいました。
おめでとう、そして、お疲れさまでした。
すごいのは、大会新記録で優勝したけれど、区間賞を取ったのは
1区だけということ。主力メンバーも欠いての箱根で優勝できた
のはひとりひとりが「勝つんだ」という強い気持ちを持って、
走り続けられた結果ですね。
おととし、去年といいところにいたのに、勝てなかった。
東洋大に抜かれてしまって、勝てなかったことの悔しさを
絶対に晴らすんだ、負けたままで終わってはいけないんだ、
見ていて、そんな気迫をひしひしと感じました。
アンカーを走ったキャプテンの中島くん。
途中、振り返ったのは、不安からなのか。
顔をしかめて苦しそうな表情のまま、ペースを上げ続けて、
20秒まで縮まった東洋大との差をキープし続けた。
あんなに苦しい中、なにを思って走るんだろう。
いろんなことが渦巻くのか、ただただ無心に走るのか。
限界の中で心を支えてくれるものは、仲間や家族への想いや
今まで積み重ねてきた苦しい練習なんだろうな。
最後の角を曲がったところで、あんなに苦しそうだった表情が
晴れやかなたくましい笑顔になって、力強く腕を振り上げてた。
すごい、ほんとうにすごいな。
ゴールで待ってる仲間が歌う校歌が聞こえてたのかな。
22秒差でゴールした東洋大、山本くん。
タスキを受け取ったときは40秒あった差をどんどん縮めて、
このまま追いつけるのかなと思ったんだけど、やっぱり、
相手も必死だもの、そんな簡単には縮まらないよね。
8,9,10区全部区間1位なのに、勝てないって・・・。
ゴールで待つ仲間を映すカメラは、あまりにもはっきり
明暗を映しだしていて、仕方ないのかもしれないけど、
そんなに映さなくたって…って思っちゃったよ。
ゴールで印象的だったのは中央大の塩谷くん。
拓殖大とずっと6,7位で走っていたけれど、かなりフラフラに見えた。
このまま離されちゃうんじゃないかな、と思っていたら、
1キロ手前あたりでスパートかけ出して、引き離していった。
すっごいフラフラなのに、ガシガシ走っていって。
どんな思いであんなに限界まで身体を動かせるんだろう。
シード権争いも熾烈でした。
10区途中から、9位から13位がだんご状態になり、
そこに8位の城西大も吸収されて、青山学院大、帝京大、國學院大、
山梨学院大、日体大の6校がひとつに。
そこから、城西大、國學院大、日体大が抜けたと思ったら、
青学が喰らいついてきて、4校争いに。
國學院が頭一つ抜けて、最後の数メートル…と思ったら、
右手に曲がっていってしまい、あわてて戻ってくるも、4番手に。
それでも、必死で追い抜いて、ギリギリ10位。
11位の城西大とは2秒差。ほんっと、ギリギリでした。
10区唯一の1年生アンカー、寺田くん。
ギリギリでシードが守れて、本当によかったです。
出場5回目で初シード獲得。すごいぞ、國學院大!!
ゴールはどの学校のどの選手もみんな感動的でした。
うれし泣き、悔し泣き、いろんな涙がありました。
19位でゴールした上武大の地下くん、走ってきたコースを
振り返り、深々とお辞儀をする姿が素晴らしかったです。
4年生、最後の大会、たくさんの想いを込めての礼。
仲間のために、次につなげるために、身体の限界を超えた
ところで走り続ける姿が、たくさんの感動をくれます。
勝つことで得られるもの、負けることで得られるもの、
走り切るということが何物にも代えがたい大切なものを
きっと与えてくれるはずです。
今はまだわからないかもしれないけど、生きていくうえで
大きな心の支えに、人生の宝物になるはずです。
うれし涙も悔し涙も全部明日の自分の糧になるはずです。
いろんな想いを抱えた選手のみなさん、お疲れさまでした。
素晴らしい走りをありがとう。
「こんな素晴らしい選手に出会えて幸せです」
と、早稲田大の渡辺監督が言っていました。
本当にその通りです。どうもありがとう!!
大きな拍手を送ります!!
出雲、全日本に続く学生駅伝三冠達成です。
チームの力の素晴らしさを見せてもらいました。
おめでとう、そして、お疲れさまでした。
すごいのは、大会新記録で優勝したけれど、区間賞を取ったのは
1区だけということ。主力メンバーも欠いての箱根で優勝できた
のはひとりひとりが「勝つんだ」という強い気持ちを持って、
走り続けられた結果ですね。
おととし、去年といいところにいたのに、勝てなかった。
東洋大に抜かれてしまって、勝てなかったことの悔しさを
絶対に晴らすんだ、負けたままで終わってはいけないんだ、
見ていて、そんな気迫をひしひしと感じました。
アンカーを走ったキャプテンの中島くん。
途中、振り返ったのは、不安からなのか。
顔をしかめて苦しそうな表情のまま、ペースを上げ続けて、
20秒まで縮まった東洋大との差をキープし続けた。
あんなに苦しい中、なにを思って走るんだろう。
いろんなことが渦巻くのか、ただただ無心に走るのか。
限界の中で心を支えてくれるものは、仲間や家族への想いや
今まで積み重ねてきた苦しい練習なんだろうな。
最後の角を曲がったところで、あんなに苦しそうだった表情が
晴れやかなたくましい笑顔になって、力強く腕を振り上げてた。
すごい、ほんとうにすごいな。
ゴールで待ってる仲間が歌う校歌が聞こえてたのかな。
22秒差でゴールした東洋大、山本くん。
タスキを受け取ったときは40秒あった差をどんどん縮めて、
このまま追いつけるのかなと思ったんだけど、やっぱり、
相手も必死だもの、そんな簡単には縮まらないよね。
8,9,10区全部区間1位なのに、勝てないって・・・。
ゴールで待つ仲間を映すカメラは、あまりにもはっきり
明暗を映しだしていて、仕方ないのかもしれないけど、
そんなに映さなくたって…って思っちゃったよ。
ゴールで印象的だったのは中央大の塩谷くん。
拓殖大とずっと6,7位で走っていたけれど、かなりフラフラに見えた。
このまま離されちゃうんじゃないかな、と思っていたら、
1キロ手前あたりでスパートかけ出して、引き離していった。
すっごいフラフラなのに、ガシガシ走っていって。
どんな思いであんなに限界まで身体を動かせるんだろう。
シード権争いも熾烈でした。
10区途中から、9位から13位がだんご状態になり、
そこに8位の城西大も吸収されて、青山学院大、帝京大、國學院大、
山梨学院大、日体大の6校がひとつに。
そこから、城西大、國學院大、日体大が抜けたと思ったら、
青学が喰らいついてきて、4校争いに。
國學院が頭一つ抜けて、最後の数メートル…と思ったら、
右手に曲がっていってしまい、あわてて戻ってくるも、4番手に。
それでも、必死で追い抜いて、ギリギリ10位。
11位の城西大とは2秒差。ほんっと、ギリギリでした。
10区唯一の1年生アンカー、寺田くん。
ギリギリでシードが守れて、本当によかったです。
出場5回目で初シード獲得。すごいぞ、國學院大!!
ゴールはどの学校のどの選手もみんな感動的でした。
うれし泣き、悔し泣き、いろんな涙がありました。
19位でゴールした上武大の地下くん、走ってきたコースを
振り返り、深々とお辞儀をする姿が素晴らしかったです。
4年生、最後の大会、たくさんの想いを込めての礼。
仲間のために、次につなげるために、身体の限界を超えた
ところで走り続ける姿が、たくさんの感動をくれます。
勝つことで得られるもの、負けることで得られるもの、
走り切るということが何物にも代えがたい大切なものを
きっと与えてくれるはずです。
今はまだわからないかもしれないけど、生きていくうえで
大きな心の支えに、人生の宝物になるはずです。
うれし涙も悔し涙も全部明日の自分の糧になるはずです。
いろんな想いを抱えた選手のみなさん、お疲れさまでした。
素晴らしい走りをありがとう。
「こんな素晴らしい選手に出会えて幸せです」
と、早稲田大の渡辺監督が言っていました。
本当にその通りです。どうもありがとう!!
大きな拍手を送ります!!