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嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

宇多田ヒカル~今のわたし

2011-01-29 18:53:44 | 芸能いろいろ
録画したままになっていた「宇多田ヒカル~今のわたし」(NHK総合1月15日)。

録っておいてよかった。
ちゃんと見てよかった。

ピアノを弾きながら歌う「First Love」から始まって、
横浜アリーナでのライブ映像、スタジオでのライブ映像、
その間にクリス・ペプラーとの対談などを挟む50分の番組。

余計なものを挟まないで、ただ彼女の語る言葉を伝えてくれた。
自分の言葉で一生懸命、今の想いを伝えようとする姿に、
「音楽活動休止、人間活動に専念」という、聞いただけでは
わかりにくい発表が、今の偽らない彼女の気持ちなんだと納得できる。

すべてお膳立てされて、それが当たり前だった今までの自分を
変えていきたい。すべてを自分でできるようになることで、ま
わりの人たちへの感謝の気持ちに気づけると思う。

そんなふうに語る彼女はきっともう、充分に気付いてるんだろうな。
きっと、もっと、‘リアルに’生きていける人になりたいんだろうな。

海外でボランティアとかもしてみたい。
そう話しながら、音楽は仕事とかじゃなくて、きっとずっと自分の
そばにあるものだから、歌ってるだろうし、ピアノとかギターとか
弾いてると思う。感じたことを曲にしたり。

そんなふうにしている彼女が想像つく。
どこにいても音楽から離れることはない。
自分の目で見て、手で触れて、いろんなことを感じて、
もっともっと心に響く曲を私たちに聴かせてくれるはず。
それがいつになるのかはわからない。
案外すぐだったり、忘れてしまうほど先だったり。
でもきっと、自分の得たものを形にして見せてくれるはず。

仕事とか、そういうことには関係なく、
この人の身体の中にはいつも音楽があるんだろうな。
表現しないではいられないんだろうな。

ずっと先になってもいい。
また彼女らしい曲を聴ける日を楽しみにしています。


そういえば、TVで歌う姿ってあんまり見たことがなくて、
出てくる歌詞を見ながら聴くと、改めてその内容に心動かされる。
CDとかだとかけっぱなしにしてて、あんまり歌詞とかわからないで
いたりするんだけど、それじゃ、もったいなすぎる。
宇多田ヒカル自身の言葉で送るメッセージをきちんと受け止めなくちゃね。

‘癒される’って使われ過ぎてくたびれてしまった言葉だけど、
そういう気持ちになる。
心を救ってくれる。そのままでもいいんだよって受け止めてくれる。
自分を認めることができれば、そこからまた一歩踏み出せるんだよって。

こんなふうに、想いを言葉にできる人はなかなかいない。
いろんな経験を重ねて、そこからまた、どんな言葉を紡いでくれるのか
楽しみに待っていよう。





私は弱い だけどそれは別に 恥ずかしいことじゃない

実際 誰しも深い闇を抱えてりゃいい
時に、病んで、もがいて、叫んで叫んで
痛みの元を辿って 

実際 どんなに深い愛も 完璧じゃない
自分でしか自分にしてあげられない
自分を認めるCourage

実際 夢ばかり見ていたと気付いた時
初めて自力で一歩踏み出す
私の内なるパッセージ

~Show Me Love(Not A Dream)

この曲、映画「明日のジョー」の主題歌なんだって。