今日はいよいよトレッキングに出かけます♪
難易度低め希望ということで、「白谷雲水峡」へ。
ここは「もののけ姫」の舞台となったもののけの森=苔むす森のあるところ。行きはちょっとハードだけど眺めがいいという原生林歩道を歩き、帰りは歩きやすい楠川歩道を歩こうと思っていたのですが…。
台風10号の雨のせいか白谷川の増水が激しく、原生林歩道は立ち入り禁止になっているとのこと。(なんだかちょっと安心)
なので、往復とも楠川歩道を行くことに。
「楠川歩道なら30分で行けちゃうよ」
とは、cafeの店主の言葉。
30分ってことはないだろうな~と思いつつ、
そこそこのイメージを持って歩き始めた私たち。
大間違いでした。
‘歩道’ってなに?という感じの、ゴロゴロとした岩を伝って歩く道。
大きな1枚岩の上を滑らないように気をつけて歩いたり、
粘土質の赤土の上をそろそろ歩いたり。
けっこうハードでしたよ~。
それでも、白谷小屋までは‘山歩き’的ではありました。
その先は「苔むす森」神秘的な眺めが続きます。
光があたってる苔たちは光って見えてとてもきれい。
あちこちに大きな杉の木が。
樹齢1000年を超すと屋久杉と呼ばれるそうです。
辻峠のあたりでかなり激しい雨。
ちょっと休んで様子を見てみたけど、やむ気配がないので、
そのまま歩くことに。
看板に‘太鼓岩まで、200m’と書いてあるのを見て、
「やったー、もうすぐだね~」と喜んでいる私たちに
「その200mがね~」と苦笑する隣の通っぽい男性。
その意味は、わりとすぐにわかりました。
往路と復路が分かれている太鼓岩までの道。
ところどころに結んであるピンクのリボンを目印に進んでいきます。
でも、すぐ先に結んであるリボンが見えないくらい勾配が急で、
うっそうと暗い森なんです。
近くの木を支えに岩に足をかけて、1歩ずつ登っていく感じ。
雨で滑りやすくなってるので、慎重に進みます。
ついつい足もとに集中してしまい、景色を見逃してしまいます。
ふと、明るくなったような気がして、顔をあげると右側に大きな岩が。
やったー!!
つるつるする大きな岩を手足4本で登ると…。
まっ白な雲の上。
フワフワした雲の間に森の木々が頭を出しています。
すっごい眺めだな~と思っていると、少しずつ少しずつ
雲が薄くなっていって、遠くに光る安房川が見えてきました。
キラキラ光る細い流れを見ていると、龍を水神に例えた昔の人の
気持ちがわかる気がします。
自然の作り出すものの雄大さの前に、ただただ圧倒されるばかりでした。
ホッとしたら、なんだかお腹がすいてきた。
とりあえず、再び集中して辻峠まで降りて、そこでランチ。
おかかと梅干しのおにぎりに、カップ麺。
友人から借りてきたガスバーナーでお湯を沸かして、
つくりました。山の中であったかい汁ものが飲めるなんて幸せ~。
お腹が落ち着いたところで下山開始。
「こんなところ、降りるのこわそ~」
と言いながら登ってきた道を、降りていきます。
さっき降った雨が流れてきて、岩伝いの道はほとんど川と化しています。
流れる水も、川底の砂もみんなきれい。
砂というより、細かい石みたい。水の中でキラキラしてます。
苔についた水滴もキラキラしています。
どこからか入ってくる日光を反射して、森全体が明るく光ってる。
宮崎駿監督もこの景色を見たのかな?
それで、あの美しい映像を作ったのかな?
大きな杉の根元に木霊がいても全然不思議じゃない。
そんな幻想的な眺め。
足元に気をつけて慎重に進む下りは、
それでも登りよりもずっとラクチン。
先の道程がわかってるせいもあるのかな。
歩き始めたのは11時過ぎ。
再び車まで戻ってきたのは17時ごろ。
6時間かけて、たっぷりのんびり、
きれいな空気、きれいな水、きれいな眺め、
楽しんできました。
難易度低め希望ということで、「白谷雲水峡」へ。
ここは「もののけ姫」の舞台となったもののけの森=苔むす森のあるところ。行きはちょっとハードだけど眺めがいいという原生林歩道を歩き、帰りは歩きやすい楠川歩道を歩こうと思っていたのですが…。
台風10号の雨のせいか白谷川の増水が激しく、原生林歩道は立ち入り禁止になっているとのこと。(なんだかちょっと安心)
なので、往復とも楠川歩道を行くことに。
「楠川歩道なら30分で行けちゃうよ」
とは、cafeの店主の言葉。
30分ってことはないだろうな~と思いつつ、
そこそこのイメージを持って歩き始めた私たち。
大間違いでした。
‘歩道’ってなに?という感じの、ゴロゴロとした岩を伝って歩く道。
大きな1枚岩の上を滑らないように気をつけて歩いたり、
粘土質の赤土の上をそろそろ歩いたり。
けっこうハードでしたよ~。
それでも、白谷小屋までは‘山歩き’的ではありました。
その先は「苔むす森」神秘的な眺めが続きます。
光があたってる苔たちは光って見えてとてもきれい。
あちこちに大きな杉の木が。
樹齢1000年を超すと屋久杉と呼ばれるそうです。
辻峠のあたりでかなり激しい雨。
ちょっと休んで様子を見てみたけど、やむ気配がないので、
そのまま歩くことに。
看板に‘太鼓岩まで、200m’と書いてあるのを見て、
「やったー、もうすぐだね~」と喜んでいる私たちに
「その200mがね~」と苦笑する隣の通っぽい男性。
その意味は、わりとすぐにわかりました。
往路と復路が分かれている太鼓岩までの道。
ところどころに結んであるピンクのリボンを目印に進んでいきます。
でも、すぐ先に結んであるリボンが見えないくらい勾配が急で、
うっそうと暗い森なんです。
近くの木を支えに岩に足をかけて、1歩ずつ登っていく感じ。
雨で滑りやすくなってるので、慎重に進みます。
ついつい足もとに集中してしまい、景色を見逃してしまいます。
ふと、明るくなったような気がして、顔をあげると右側に大きな岩が。
やったー!!
つるつるする大きな岩を手足4本で登ると…。
まっ白な雲の上。
フワフワした雲の間に森の木々が頭を出しています。
すっごい眺めだな~と思っていると、少しずつ少しずつ
雲が薄くなっていって、遠くに光る安房川が見えてきました。
キラキラ光る細い流れを見ていると、龍を水神に例えた昔の人の
気持ちがわかる気がします。
自然の作り出すものの雄大さの前に、ただただ圧倒されるばかりでした。
ホッとしたら、なんだかお腹がすいてきた。
とりあえず、再び集中して辻峠まで降りて、そこでランチ。
おかかと梅干しのおにぎりに、カップ麺。
友人から借りてきたガスバーナーでお湯を沸かして、
つくりました。山の中であったかい汁ものが飲めるなんて幸せ~。
お腹が落ち着いたところで下山開始。
「こんなところ、降りるのこわそ~」
と言いながら登ってきた道を、降りていきます。
さっき降った雨が流れてきて、岩伝いの道はほとんど川と化しています。
流れる水も、川底の砂もみんなきれい。
砂というより、細かい石みたい。水の中でキラキラしてます。
苔についた水滴もキラキラしています。
どこからか入ってくる日光を反射して、森全体が明るく光ってる。
宮崎駿監督もこの景色を見たのかな?
それで、あの美しい映像を作ったのかな?
大きな杉の根元に木霊がいても全然不思議じゃない。
そんな幻想的な眺め。
足元に気をつけて慎重に進む下りは、
それでも登りよりもずっとラクチン。
先の道程がわかってるせいもあるのかな。
歩き始めたのは11時過ぎ。
再び車まで戻ってきたのは17時ごろ。
6時間かけて、たっぷりのんびり、
きれいな空気、きれいな水、きれいな眺め、
楽しんできました。