ずいぶん考えました。
家を買うということは、ただ単に‘大きな買い物’というだけではなく、
その先の人生の送り方、親のこと、子どものこと、年をとったときの
自分のこと、本当にいろいろなことを考えるんだなぁって。
ま、今の私の年齢がそうさせるのかもしれないけど。
まだ若くて、子どもも小さかったら、もっと勢いとかで行けるのかも
しれないけど。
この先何年子どもたちと一緒に住んでいけるのかわからない。
なのに、この広さは必要なのかな?この場所でいいのかな?
この先、私はどんなふうに生きていきたいのかな?
いろいろ考えて、今回は見合わせてもいいのかなという結論に。
この家は、きっと私の理想を実現してくれる。
でも、理想とか夢とかはそんなに簡単に手に入らなくてもいいのかも?
これから、本腰入れて知識とか情報とかいっぱい仕入れて、
‘憧れのマイホーム’に向かうっていうのも悪くない。
もっと時間をかけて、ゆっくり選んで夢に近づいていく過程は絶対に
ステキな時間になるはず。
子どもたちに話した時、長男はすでに雰囲気を感じ取ってて
すぐに話を了承してくれた。(彼は就職したら家を出るという方向
だったので)
大変だったのは娘。最初は「それなら、私は就職したら家出るから」
と若干キレ気味。
でも、時間かけて話すうちにわかってくれた。
「先々、こんなふうになったらいいね」なんて話で終わって
「じゃ、もう寝ようか」と言ったときに
「うん。でも・・・あそこに住みたかったな~」
最後にしみじみ言った言葉がけっこう深く残りました。
家族の想いがひとつになったところで担当の方に断りに行きました。
営業マンなのにあまり押すこともなくアピールもあんまりしない。
こっちが舞い上がっていても、それに乗っかってくることもなく、
淡々とした印象の人。なんとなくつかみきれない人。
そんな人だから「やめます」って言ったら「残念ですね」くらいは
言うかもしれないけど、あっさり手放してくれるだろうと思ってた。
「申し訳ないんですけど…」と母のことを考えて今回はお断りする
ということを話すと、相変わらず淡々と、動揺する様子も見せずに
「よかった」と。「全然解決できる問題じゃないですか」と。
もっと最悪の、回避できないような理由を想定していたと言ってたから、
あえての‘動揺していません’フリだったのかもな~って今なら思うけど。
淡々と次の提案をしていく担当氏。
でもね、勢いで始まったことだから、その勢いがそがれちゃったら
なんかもう、どうしていいかわかんないんだよね。
反対だの賛成だのいろいろ言われることにも疲れちゃったし、考える
ための持ち駒があんまりない中でこれ以上考えるのはキツいんだよね。
*まだ続く*
家を買うということは、ただ単に‘大きな買い物’というだけではなく、
その先の人生の送り方、親のこと、子どものこと、年をとったときの
自分のこと、本当にいろいろなことを考えるんだなぁって。
ま、今の私の年齢がそうさせるのかもしれないけど。
まだ若くて、子どもも小さかったら、もっと勢いとかで行けるのかも
しれないけど。
この先何年子どもたちと一緒に住んでいけるのかわからない。
なのに、この広さは必要なのかな?この場所でいいのかな?
この先、私はどんなふうに生きていきたいのかな?
いろいろ考えて、今回は見合わせてもいいのかなという結論に。
この家は、きっと私の理想を実現してくれる。
でも、理想とか夢とかはそんなに簡単に手に入らなくてもいいのかも?
これから、本腰入れて知識とか情報とかいっぱい仕入れて、
‘憧れのマイホーム’に向かうっていうのも悪くない。
もっと時間をかけて、ゆっくり選んで夢に近づいていく過程は絶対に
ステキな時間になるはず。
子どもたちに話した時、長男はすでに雰囲気を感じ取ってて
すぐに話を了承してくれた。(彼は就職したら家を出るという方向
だったので)
大変だったのは娘。最初は「それなら、私は就職したら家出るから」
と若干キレ気味。
でも、時間かけて話すうちにわかってくれた。
「先々、こんなふうになったらいいね」なんて話で終わって
「じゃ、もう寝ようか」と言ったときに
「うん。でも・・・あそこに住みたかったな~」
最後にしみじみ言った言葉がけっこう深く残りました。
家族の想いがひとつになったところで担当の方に断りに行きました。
営業マンなのにあまり押すこともなくアピールもあんまりしない。
こっちが舞い上がっていても、それに乗っかってくることもなく、
淡々とした印象の人。なんとなくつかみきれない人。
そんな人だから「やめます」って言ったら「残念ですね」くらいは
言うかもしれないけど、あっさり手放してくれるだろうと思ってた。
「申し訳ないんですけど…」と母のことを考えて今回はお断りする
ということを話すと、相変わらず淡々と、動揺する様子も見せずに
「よかった」と。「全然解決できる問題じゃないですか」と。
もっと最悪の、回避できないような理由を想定していたと言ってたから、
あえての‘動揺していません’フリだったのかもな~って今なら思うけど。
淡々と次の提案をしていく担当氏。
でもね、勢いで始まったことだから、その勢いがそがれちゃったら
なんかもう、どうしていいかわかんないんだよね。
反対だの賛成だのいろいろ言われることにも疲れちゃったし、考える
ための持ち駒があんまりない中でこれ以上考えるのはキツいんだよね。
*まだ続く*