たまさかの出会い

定年後、福岡に移住し、福岡の食と自然と歴史散歩を楽しんでいます。

世界文化遺産・三池炭鉱専用鉄道敷跡を歩き万田坑へ

2020-11-08 10:15:00 | JR九州ウォーキング

11月3日(火)JR九州主催のウォーキングに参加してきました。

コース  JR荒尾駅 → 宮崎兄弟の生家資料館  → 東京第二陸軍造幣廠 荒尾製造所 平和資料館  → 四山神社 → 三池炭鉱万田坑 → 荒尾駅(ゴール)

距離 約 11.5Km

時間 約 4 時間

9時30分 JR荒尾駅到着。

    

受付を済ませマップを貰いました。

 

初めて下りる駅なので、周りを見ながらゆっくり歩き始めました。

まず最初の観光スポットは「宮崎兄弟」の生家です。

無知を恥じるところですが、「宮崎兄弟」がどんな方か全く知りませんでした。

    

「宮崎兄弟」

明治維新が起こり、日本がようやく近代化への道を進み始めた頃、自由民権運動をはじめ、西欧列強からのアジア解放という、日本という国の枠を越えた志を遂げることに人生を捧げた男たちがこの荒尾の地にいました。それが、宮崎八郎、民蔵、彌蔵、滔天の宮崎兄弟です。
1851(嘉永4)年に生まれた八郎は自由民権運動家で、熊本に、自由民権を唱える「植木学校」を設立。しかし、1877年に勃発した日本最大で最後の内戦と呼ばれる士族反乱「西南戦争」において、熊本協同隊を結成して薩摩軍に参加し戦死してしまいました。この八郎の思想が、弟たちである民蔵、彌蔵、滔天の人生に大きな影響を与えたと言われています。 八郎戦死の2年後に亡くなった、父親の宮崎長蔵の後を継いで宮崎家当主となったのが民蔵です。彼は土地の所有が基本的人権の一つという「土地復権論」を生涯にわたって唱え続けた人物で、彼の蔵書は、宮崎家を訪れた中国革命の父、孫文を感銘させました。(荒尾市観光協会HPより)

「宮崎兄弟 生家資料館」を後に、次に向かったのが「東京第二陸軍造幣廠 荒尾製造所 平和資料館」です。

    

大変古い民家の中に、昔の資料等の展示が有ったようですが、靴を脱ぐのが面倒だったのでパスし、道を急ぎました。

途中「荒尾競馬場 跡」を通過。

    

「荒尾競馬場」

開場 1928年2月20日 ~ 閉場 2011年12月23日

三池炭鉱最盛期には、大変な賑わいがあったんだろうと、寂しさを感じながら通過!

「四山神社」のある小高い山が見えてきました。

    

正面の階段を上がるのかと思っていましたが、裏側の車道経由で山頂の神社へ!

大牟田にかけての住宅街が一望でした。

    

「四山神社」

「虚空蔵さん」の愛称で親しまれ、有明海に臨む四ツ山の山頂に鎮座する四山神社は、6世紀後半に造られ、虚空蔵菩薩が降臨した地とされる四山古墳に、延久2年(1070)菊池氏初代の菊池則隆がお堂を建立したのが創建です。

    

参拝後、また、さっき登ってきた道を下り、最後の目的地「万田坑」を目指しました。

途中から「三池炭鉱専用鉄道敷跡」を歩きました。

ここは「妙見」駅の跡の様でした。

    

11時50分 「万田坑」に着きました。

    

「三池炭鉱」

三池炭鉱は江戸時代中期には柳川藩などによって採掘が始まっていましたが、後に官営から三井財閥に払い下げられました。アメリカ留学を経て帰国した團琢磨が三井の最高責任者になり、100年先を見据えた産業開発に取り組み、炭鉱を近代化すると共に、鉄道、港湾整備などを一気に進めていきました。中でも万田坑は1897年に開発され、1902年完成の第一竪坑と1908年完成の第二竪坑からなり、1945年頃まで1600万トン以上を越す膨大な量を採炭し、石油に切り替わるまで日本の近代化を支え続けていきました。

敷地内を見て回り、入口正面に在った「第二竪坑巻揚機室」の中も見学!

    

30分程見学後、ゴール目指して歩きました。

    

    

ゴールの荒尾駅に着いた時、無情にも私の乗りたい上り電車が入線!

    

次の電車迄30分待ち。

13時近かったので、お昼ご飯にしようかと思いましたが、駅前に店が見つからなかったので、次の電車で、次の「大牟田駅」に向かいました。

ラーメンでも食べようと歩きだす前に、次の電車の時間を調べると西鉄の特急が直ぐ発車しそうだったので、ご飯をお預けにして、帰ることにしました。

    


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