スペインの著名な建築家ガウディと日本のマンガ家井上雄彦と命うった特別展が間もなく終了すると言うので、夕方仙台駅近くで顔合わせ会開催までの待ち時間を使って観てきた。ガウディの最も有名な作品はスペイン、バルセロナのサクラダファミリア(聖家族教会)だが、ここは100年以上前から取りかかりまだ未完成で100年先の完成を目指しているとも言われている。ガウディの遺志を継ぐ人達が遙か遠い完成をめざして地道に作業している。実はバルセロナは10数年前に旅行で行っており、ガウディの超斬新なデザインに眼を見張ったものだ。同じく彼が作ったグエル公園のベンチは色とりどりのタイルの破片で斬新な模様をつけた長い長いベンチが見ごとにデザインされており、彼のたぐい稀な造形美と色彩感覚のなせる世界でトップの傑作だ。そうした建築物は直接展示できないので図面や模型などだったが、それでもそのすばらしさは十分に伝わったはず。
会場の仙台メデアテーク イントランス
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