Truth Diary

新成人のインタビューで

 成人式が各地でおこなわれている。毎度のことだが、インタビューアーが新成人に「将来どんな、職業に就かれたいですか」と質問する場面。 男性の若者は、「ちょっと、警察官になりたいと思っています」と答えたのには、それこそ、ちょっとびっくりしてしまった。

 本人に悪気があるのではないが、知らない人が聞いたら、なんだ警察官をバカにしてと憤慨しかねない不用意な発言だったと感じた。 しかし、テレビ局も、なにもわざわざ、この人のインタビューを選んで、放映する必要もなかったのではと考えた。どんな意図で選んだのだろうか。

 このシーンの放送には功罪、双方あると思う。

 良く解釈すれば、成人を機会に、発言には十分注意しないと、批判をうけるので注意なさいと、先輩としての思いやり忠告で、気づかせる意味で、あえて放送した。

 だが逆に、この放送を見た人達が、場慣れしていない若者の、軽率な発言を真正面からとらえ、本気で彼に矛先を向け、大人気ない態度をとり、萎縮させてしまうことになりかねない。

 少しばかり先輩的ぶって、いつも嫌がられる、憎まれ口を利くと、こんな格言もある。

 ちょっとしたビジネスマンで満足する人は、ちょっとしたビジネスマンにもなれない。

 皆の前で気負った言い方は、ひやかされるかもと、気恥ずかしかったので、そんな表現をしたのでしょう。どうぞ、本気で、立派な警察官をめざしてください。 がんばれ、新成人!!

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