今日2月3日は立春、近くの造り酒屋では当該日に合わせた新酒の初搾りを即店頭販売するという。短時間で飲むので雑菌の繁殖を防ぐため原酒にの火通しをしてない生の酒で香りが違う搾りたて限定販売だ。話は昔に戻るが入社間もないころ近くに造り酒屋があり、懇意にしていた、そこで税務署に内緒だよと言われて作りたての原酒を飲ませてもらった事が有る。飲み口がソフトでいくらでものめそうだったが、1杯だけですよと言われ飲んだらさっさと帰ってとのこと。
家に帰ってからその理由がわかった事だが飲み口はまろやかで旨く、酒には強いと自負していたが、小さなコップ1杯しか飲まないのにまったく身体の自由が利かなくなり原酒の恐ろしさをつくづくと感じた。
酒造店ではこの原酒に大量の水を加え更に醸造用アルコールで適度な度数に整え製品として販売しているようだというような事を後で知った。
こちらでは味は昔飲んだ原酒と同じだが身体が麻痺するほど強くはなかった正規の製品として販売しているのがから当り前。