コロナ禍の知恵

　我が宮城県はコロナ感染者の人口数比で東京沖縄を抜いて断トツのワーストと不名誉な数字を記録、中でも仙台市が凄い数だ。先日報道された歩行中の横断歩道で停止しないドライバー全国ワーストの記録と併せ肩身の狭い思いをしている。
以前は何かと出かける事が好きだった私等、今は外出を制限されたが幸い二人とも夫々スイミングスクールと身体機能回復ジム通いは続けていられ、ラジオ体操と共に運動は欠かさず、私は主に室内で気が向いた時の掃除と炊事、一方家人は屋外で庭仕事に夢中でDIYショップから園芸用の土や肥料、ブロックなど買ってきて庭作りに精を出している。
　土いじりはストレスを和らげると言われ、最近歳相応穏やかになって来た。一方私はスーパーに食材を物色に出かけ、TVで観た調理を真似たりして、家族やたまには隣家に振舞う等や晩酌のアテとして楽しむなどの楽しみ方を見つけている。仕事で長い間二人だけで過した経験が少なく、家に居っきり状態で摩擦が起きないのが不思議な二人だが、歳のせいで昔の元気が衰えたのか少し利口になったのか、知らず知らず適度なソーシャルデスタンスを会得したようだ。
　しかし安心はできないこの状態いつまで存続するか、コロナ禍収束と同じで何時かは分からない。