土用日曜とスクーリングが宮城学習センターであった。
昭和前期の日本近代文学という講座、テキストは日本近代短編小説選岩波文庫でその中から昭和元年から20年までのもので大きな社会変動があった時期にあたる作品。平林たい子の施療室にて、佐多稲子のキャラメル工場から、梶井基次郎の闇の絵巻、室生犀星のあにいもうとなどを読んで論ずるというもの。プロレタリア文学が多く時代背景から貧困や支配階級に搾取に抵抗するものが多く厭戦が垣間見られる作品などでその中に文学作品としての評価をどう見出すかというもの。私は昭和前期ギリギリの世代だけに比較的理解できる内容だった。
放送大学を象徴する校舎紅葉がきれい
最終講義は5時になり帰りにパークタウンのイルミネーションがきれいに灯ってクリスマスが近い雰囲気を醸していた。