町内会で芋煮会

町内会、秋のメーンイベント芋煮会が昨日開催され、今年度任命された（希望者がいなくてアミダくじで引き当てた役員職）福利厚生担当年間最大行事とあり、朝早くから出て調理前の鍋洗い、カマドの設置、芋煮作りなど率先して担当した。
　牛肉に醤油味の山形風、と豚肉に味噌味の仙台風2種類併せて150人分を作った。私は山形風鍋を担当。大鍋は日本赤十字社が非常災害炊き出しに使ったモノの寄贈品。それに大きなガスバーナいずれも2基、食材は近くのCOOPさんに注文、肉野菜こんにゃくなどすべてセットで何人前でも調達してくれる。
　調味料もセットに含まれ、係の負担は少なかったが問題は味付けである。慎重を期し主婦の方々に鍋奉行をお願いしたが、なにせこんな大鍋は誰も経験なくしかたなく味を見ながら調味料を継ぎ足し、奉行の配下達の「旨い、これは最高」との一声で完成。
　早速お椀と箸を持参でお待ちの方々に振舞う。なぜか山形風の方が人気で嬉しくなる。
　台風襲来前のどんよりした肌寒い空の元、あまり話した事のない近所の方々と暖かい芋煮をほおばりながら和やかに話が弾んだ。日本酒が好まれる陽気、アルコールで滑りが良くなった喉で和気藹々の盛り上がり。話しているうちに、ふとしたことから元会社の先輩であることが判明するなど縁はいなものを実感。
　準備した芋煮150人分を鍋の底まで、汁一滴も残らず見事たいらげた、作り手側としてこれほどうれしい事は無かった。宴後の片付け鍋洗いなど済ませ役員の任務もこれで一段落。任期はあと半年ある。

大鍋と調達した芋煮セットの材料

災害用の大鍋はガスバーナーの火力も申し分なくさすがだ


公園は至る所イモ煮の匂いが漂い団らんの場に