師走近く、スイス、ドイツ、フランスを周ってきた。観光地間をバス移動した時に感じたのは、交差路でもほとんどのところは信号機を設置せず、卍型をしたロータリーで右側車優先にでほとんど停止することなく徐行で通過、渋滞がなくスムースだったことだ。たまには設置されていたが、設置に必要なポールや電源をとるための電柱など不要で経済的であるだけでなく、景観や省エネにも貢献している。
パリ、シャンゼリゼ通りの凱旋門からは、12路が放射状にでているが、もちろん信号機など設置できるわけがないし、さらに、半端ではない車の数だ、現地の猛者達も容易ではないところに迷い込んだ、気の弱い日本人ドライバーは、半日ロータリーをぐるぐる廻ってようやく出られたという笑い話ににたような本当の?話をガイドさんから聞いたことがある。
また、緯度的にも北海道と同等以上で、相当に寒く積雪もあるが、冬タイヤなどは存在しないそうだ。それは、道路には積雪や凍結は存在しないから、道路整備が完璧なのである。
アウトバーンを走行したが、制限の上限はないが、60キロ/毎時以下では速度違反で取締りを受けるそうだ。推奨速度として提示されているのは130キロ。
我が国でも、交通量の少ないところなどは、こうしたロータリーを設置すれば、信号待ちの時間が要らないし、イライラしながら待つことが無くなるのではと思うしだいである。道路中心ががロータリで直接交差していないので、正面や側面衝突事故などはあり得ないメリットもある。
クリスマスのイルミネーションに輝くシャンゼリゼ通り、正面は凱旋門