日本文学 古書の読書会メンバーで10歳上の男女がおられる。男性の方は残り少なくなった人生でやり残したと悔い無いように自分の役割として為すべきことをしたくて、満洲事変や大東亜戦争などの近現代史を自分なりに調べたいと、仲間で書籍や文献を読み解く作業をしているところだが、既に用済みなった書籍だと言って「南京事件 虐殺の構造」という文庫本を頂戴した。
最近女性の方からは、世のなかに自分の考えを発表したいと常々考えていたが、ネット上に発表するにはどうしたらよいかと相談を受け、私もやっているブログなどが適当と、お勧めしようやく持論をネットに公開した。先輩方は11歳ぐらいで終戦を迎え、戦前は国家総動員令下で滅私奉公の軍国少年少女時代を経験し、戦後になり民主主義の世と変わり急遽180度価値観が変わった時代を直に見て来た人達である。いずれは時代を去る(失礼)にあったて、後世に何としても伝えておきたい事があるとの思いは同じなのだろう。
本日彼女ブログを拝見して私なりに独断と偏見で要約すると「人間は霊長類のトップとして地球上の動物の頂点に立ち他の動物たちが使い得なかった火や道具を使い、文明を進化させてきたが、進化の過程で他の生態系を脅かす行為や人種間の争いなどによりかけがいのない地球を汚染・破壊の方向に進めるなど、人類の発展に逆う行為をしてきた。科学の発展は人間に快適さを与えたが逆に精神面・モラル面で後退させているのではないか、IT技術の浸透により人間の志向もロデジタル化され、嘆かわしいかな全て白か黒か決めつけ、人間の情緒や感情が入る余地が亡くなったよう」。私もお二人の考えに共鳴する、お二人の今後益々のご健筆ご活躍を祈る。
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