公園の生垣を綺麗に刈ってもらったら私が植えた松(正月の松飾用に内緒で植えて成長した)と柿の木(庭の柿を内緒で植え成長した)等が目立ち邪魔に見えてきた。仙台市から依頼された造園屋さんは私有物として伐らず残していったからだ、これが邪魔で気になってしかたなく、本日梅雨の晴れ間を狙って伐採した。
相当な太さと樹高に成長しており、どの様にして支障のない方向に倒すか考え、現役時代伐採屋について「安全な樹の切り倒し方」を教わり、専門家の作業をビデオ撮影し当社のスタッフの勉強に利用した事を思い出し、周到に計画をたて、本日の気温は35度と高い中大汗をかきかき作業した。
①まず樹の途中にロープを取り付け倒したい方向に引っ張る準備をして〈木が傾いているのは作業が進んだ状態で撮影した為〉
②倒したい方向に「受け」と言われる幹に三角形の切れ目を付け
③受けの倒す方向の逆方向からノコギリで切り始め幹の7割ぐらいまでノコギリが入ったら
④そこに楔を打ち込み
⑤樹の途中に結んだロープを引っぱりながら楔を深く打ち込む
⑥切り口から全体に倒す方向に傾いてきたら一気にいロープを引っぱり樹を倒し作業完了。
私有物は全部切り倒しスッキリした アフター めでたしめでたし
暑い中家人にロープを引っぱってもらい白髪の与作二人でみごと樹を切り倒した。勿論作業には周到な安全対策をした事は言うまでもない。私は事業所の安全管理者という立場であらゆる作業の危険予知をしてその安全管理にあたったものだったから。久しぶりに”昔取った杵柄”というもの出しきった。
年寄り二人この作業をお隣ではどう見ていたか、考えると可笑しくなる。