急に寒くなり暖房の為薪ストーブを焚いた。急に部屋が暖かくなり過ぎた感はあったが今旬のホヤを焼いてみた。
これがいつものホヤ酢よりも旨かった。辛し明太子も一緒に炙ってみたが焼明太子は日本酒に合う。
ストーブで出来た熾きを何時もは火消壺に移すのだが今日は畳の部屋が恋しくなり日本間の長火鉢に移して炭火の香りを楽しんだ。炭火から発する懐かしい熾きの香りに浸りながら一人静かに日本酒を味わう。静寂な時、柱時計が刻むコツコツと言う単調な響きだけが部屋に響き没我の境地に誘われた。急に逆戻りした季節外れの陽気を逆手に取り炎となつかしい炭火の香り楽しんだ。
ストーブの熾きで殻付きのまま焼く
明太子もついでに
50年ぐらい前にもとめた長火鉢に熾きを移して
二昔前の和の情緒に浸る