Truth Diary

古典読書会

 約20年前宮城県図書館「展示ボランテイア」メンバーOBが設立した古典文学読書会に加わり10年を過ぎた。
 毎月第二木曜日に県図書館会議室で開催していたが、コロナ禍で会議室を借用できなくなり、今は仙台市で管轄するエレクトロンホール宮城、(現名称)日立システムズホール宮城の会議室に場所を移して開催している。
 講師は元宮城県図書館職員でもあり、退職後各大学で古典の講師をなされていたK氏にお願いし続けてている。
 今迄いろいろな古典を読んできたが今は枕草子を、と言っても並の物では面白くないと言うのでJK(女子高生)のしゃべり言葉での桃尻語、橋本治訳を読んでいる。
メンバー黒一点の私では「尾木ママみたいで気味悪い」という理由でその部分は飛ばし女性に感情込めて読んでもらい、原文のみで勘弁してもらっている。しかしこれが昔文學少女だった面々の前でどう読むのか大汗かくほどたいへん。 平安時代の宮廷や上流社会での帝や女官らの日常茶飯事を、稀代の才女清少納言が冷徹過ぎるほどの醒めた眼でとらえ奔放自在に筆を執っており、、痛快無比な記述は、その秀でた教養に裏打ちされた日本文学の世界に誇るの日本文学の名作。現在八十段、講師は八十なかば最後まで続けられるかどうか読了したいものだ。

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