ある団地で回覧板をやめて、代わりにホームページで代行しているとのこと。30歳代の居住者が多い近年造成した団地だ、共働き世帯が多く、回覧板を廻しても、不在の家が多く周知に時間がかかり過ぎ、タイミングを失してしまう。
こうしたことから、町内会ではウェブサイトを立ち上げ、夫々が自宅のパソコンで町内会の連絡を閲覧できるようにしたという、いかにも現代の若者らしい効率的な試み。
実は 隣の団地の話である。先日K新報に掲載されていて、時代もここまで来たかとその合理性に共感を感じるものの、世代間格差や、地域・職種によるデジタルデバイドを意識せざるを得なかった。実際、私の町内会でも回覧板はタイミングを失したものが、型どおりに廻されてくることがあり、今や回覧板そのものを再考すべきではと考えさせられ、検討してみる価値はある。
しかし、老若男女、職種も違う多様な人が住む町内会、何事も数を頼みに押し切ることは如何なものかと、最近の政権政策をみて考えた。