多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

浙江曲艺杂技总团 創立20周年記念公演開催

2017-10-26 15:42:46 | 杂技の雑記
1997年8月28日に正式に結成された浙江曲艺杂技总团が10月25日に創立20周年を記念して
式典とそれを祝うショーを行ったみたいです。

曲芸雑技総団!?と思われるかもしれませんが、漢字の通り
浙江评弹团、浙江滑稽剧团(浙江曲艺团)、浙江杂技团から構成される団体です。
なので20年といってもそれは統合団体を設立して20周年であって、それぞれはもっと長い歴史を持っています。
人民解放軍の文工団みたいなものですね。
今回のショーは2016年からプロジェクトが始まり
それぞれの良さを融合した1つのショーを作ろうとしたもののようです。

浙江评弹团




浙江滑稽剧团(浙江曲艺团)



浙江杂技团







さて、ここが雑技中心のブログってのもあるんですが
実際にもこの組織の中で最大規模を誇っているのが雑技団です。
しかも中国雑技の中でも屈指の実力を誇ってます。
例えば、傘を使った演目。《梦系西湖·伞技》という演目なんですがつい最近国際大会を制しました。
そして下で男性2人が支えている土台の上に棒を立て、その上で左右に2人の演者が揺れている
正式名称《文明记忆·脖支造型》という演目。こちらは先日金菊奨を獲得してます。
それ以外の演目も本当にすごい!
もちろん20周年ということで雑技団の中でもトップクラスの演目を並べてきてますが
これだけのトップクラスの演技が1つの雑技団の中に存在する。
これが中国の雑技団の実力であり底力なんだと思い知らされます。

この中のどれか1つでも実際に見られるなら、そこに見にいきたいと思える演目ですね。
220周年本当におめでとうございます!
コメント
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