多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

情報がまわるネットワークがある幸せ

2017-10-30 21:00:44 | サーカスニュース

先日亡くなられたサーカス芸人さん。
私自身、ほぼ知らない方ですが、ワシントントラピス始め、すごい演技ですね。
動画でもいいので見てみたいもんです。いえ、もう動画でしか見られないわけですが。

このニュースはアメリカのサーカスファンFacebookページでまわってました。
これを見て思ったのは、こういう訃報までまわるファンネットワークが羨ましいということ。
日本でサーカス芸人が亡くなってその情報がまわってくるのは事故ぐらいだと思います。
そういう意味で、情報を受け取りリリースできる、その手段が確立されてるのがいいな〜と。

例えば昔の雑誌の一コマ

日本が誇るサーカス芸人という話になった時、ある年代以上の方では
必ずといっていいほど名前があがるヘンリー安松さん。《やっさん》だったかな。
昔、古き良き時代のポップサーカスにワシントントラピスがあって大好きでしたが
往年のサーカスファン曰く「いや、ヘンリー安松さんでしょう」と。
ただこの方が今どうしているか、もしご存命だとすると90を超えていますが
そうでないなら情報が出ていない。
その情報を持っている人はいるんだと思いますが、それを持っている人と
発信する人との間にコネクションがない。
情報を持っているとすればサーカスをやっていて、それなりの立場の方でしょうか。
そういう方としっかりとコネクションがあって、情報を出せる方ってのが
日本にはまだいないんでしょうね。
国際サーカス村の方が一番それに近い気もします。
香川の方はサーカスの演技を道具として使うことの方の発信が中心ですし。

では中国の場合はどうか。
中国には雑技ファンが情報発信をしている公式サイトがあります。
これは時としてすごく役に立つんですが、ただ立たないことも多い。
例えば、人民解放軍系の3つの雑技団がすでに活動を終えてしまったことは
情報として出てない。私は元そこの団員さんと繋がりがあったので聞けましたが
それがないファンはやはりまだ知らないでいると思います。

雑技やサーカスの情報がもっと上手く共有できるようになればいいな〜と思う今日この頃です。
コメント
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