田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

営業職を離れる

2010-08-01 23:45:57 | 日記
7月31日をもって営業職を解かれ、他部署への異動を打診された。経営側の評価は営業職に適していないという判断である。身内の経営する会社に入社して3年目になるが結果を出せずに営業部での活動に終止符を打つことになってしまった。構造不況的な産業界で結果を出せというのが無理な話ではあるが、営業は結果が全てである。責任をとって辞職するくらいの覚悟がなければ営業は務まらない。真面目に取り組めば取り組むほど自己責任を感じて精神的に参ってしまう。うつ病になって通院を始めるが、最終的に休職となる営業マンは後を絶たないようである。昨年会社を去った営業担当も、ストレスで胃潰瘍になり病院通いを続けた後に不眠症がひどくなり仕事を取るか、自分の命を守るかの選択を迫られ会社を去っていった。自分はB型のいい加減な性格が邪魔をしてくれたお陰で未だにうつ病にならずに済んでいる。実績の上がらない責任は重く感じてはいるが深刻に悩むことはないし不眠症に陥ることもなかった。残念ながら会社への貢献度は少ないと言わざるを得ない状況に自己嫌悪に陥ることはあっても、それが原因で深刻に悩むことはない。経営陣との個人面談では入社時の会社側の期待に対する裏切りが指摘されて、営業職以外の場で再度会社への貢献に努力するように促された。社長の身内である以上、一般社員並の働きでは不十分であることは十分理解できるのだが、問題は能力を発揮できる職場があるかどうかである。適材適所という便利な言葉がある。その職場で実力が発揮できなければ、結果がでなければ仕事の内容があっていないことにしてしまえばよい。果たして、それで良いのだろうか。世の中がどんなに不景気であっても、いや不景気であればこそ営業職が必要とされるようであるが、仕事の絶対量が減少している市場において営業が優秀であれば、努力さえすれば結果が出せる時代は終わった。そして自分の営業職も終了を迎えた。