青い空

blog人から引っ越してきました。SINCE 2005

年金の話

2018-01-15 09:37:29 | 日記・エッセイ・コラム
昔書いた投稿を見ていたら年金制度
破たんと記載したのが見つかった。
最近は年金破たんを話題にするニュース
はとんど聞かないと思ったら、
年金破たんは『嘘』の記事に出会った。
株価が今後下がっても年金積立金がゼロ
になる恐れはないという。
https://news.nifty.com/article/item/neta/12111-40473/
まあ、言われてみればそうだ。
今後、年金の保険料は上がり、年金額
が減っていっても、国の制度としては
あり続けるのであろう。
要は、年金だけで普通の老後が送れるかと
いうことである。年金が減れば苦しい老後
となる。
だから、個人型確定拠出年金制度(iDeCo)
に制度の軸足を移してきているのだ。
解説を読んでみると、iDeCoは公的年金の上乗せ
年金であり国民年金基金連合会がその運営の
母体となっている。なるほど。
さすが頭の良い人たちが考えただけのことは
ある。
さて、年金である。国民年金の掛け金は
保険料と呼ぶ。しかし、国民年金保険とは
言わない。国民健康保険は、ちゃんと保険
がついているのに。まあ、保険を取って
しまうと『国民健康』となってなんだか
わからなくなる。
考えてみると、国民がほぼ全員入る保険で
あるから、健康保険が健康な人の保険料で
病気やけがをした人の医療費をあがなう。
これが当たり前の解釈とすれば、年金は
長生きする人の生活費を短命の人の保険料
であがなう。
つまり、年金は長生きリスクに対抗する
最大の対策だということになる。