青い空

blog人から引っ越してきました。SINCE 2005

報告書を撤回しても事実は変わらない

2019-06-12 10:47:09 | 社会・経済
老後のために2000万必要とする金融庁の
報告書が事実上撤回された。
まあ、経緯には色々とあるが、浮き彫りに
なったのは首相官邸の先送り体質だ。
自分たちに不都合な現実から目をそむけ
いまだに”100年安心の年金制度”などと
のたまう。
年金制度は、年金額を現実に見合って減額
させることが制度の維持には必要不可欠だ
が、それも先送りか、抜本的には手をつける
気はないらしい。
子供たちに背負わせることはできないなどと
憲法改正を熱っぽく語るが、今の年金制度は
子供たちに負の遺産を押し付けるもので余程
年金制度の改革のほうが急務だ。
安倍政権は全くやる気はない。
だから続く政権も、短ければ短いで、長け
れば長いで、先送りするつもりだろう。
でなければ、安倍首相が野党の追及に売り
言葉に買い言葉で、制度はゆるぎないなど
といえるはずがない。
個人の投資には、信託銀行ではリスクの
説明も義務付けられているのに、年金の
運用には国民になんのリスクの説明もなく、
株式の比率を上げる。
国民のお宝資金が消費に回るわけがない。

消去法で安倍政権は支持するが、自分の
資産は自分で守る。
政治家を信用するのではなく。全員資産
防御に入った。