今回は、たかがステレオを付けるのに8年間も掛かってしまったネタです。
今から10年前NSX購入後、2年位経過し あるコーナーでぶつけてしまい、専門店へ修理に出しました。
その後無事修理も終わり、東京まで引き取りに行きました。
その帰り道中で純正のステレオの調子が悪く成りました。
たまに音が出なくなったんです。
以前経験済みのスピーカートラブル(ノイズ音)とは、また違った症状で完全な無音状態に成りました。 その無音状態は断続的で、時間と共に音止まりが長くなり最後には無音状態で明らかな故障でした。 で、その時の判断で古い車だからステレオの故障かな・・仕方ないな・とか思い 純正+スマホの状態で満足していましたが、それも考え直す時かなと思いながら帰途に就きました。。
その後、TOP写真のコンポを買ったんです。
買って来て、いざ取り付けに掛かったのですが・・・ どうにもサイズがしっくり来ません。微妙に純正のコンポサイズより大きいんです。 NA-1のコンソールをばらしたことの有る方なら分かると思いますが、コンポの取り付け構造の上下フレームが前後にオフセットしてるんです。
なので、少しサイズが大きいと(分厚いと)取り付け角度がコンソールに対して向きが下がるんですね。(上下同位置な入らないかも) それで、この問題をクリヤーするには車側のフレームを削るかコンポのボディーをカットするか、このコンポ自体諦めるか、で悩みました。 もうこんな状態で、作業が簡単でない事は明らかに成りここは一旦撤収です。
ですが純正のステレオは故障だし だからと言ってこのままのコンソール状態はカッコ悪いですから、仕方ないので大きく空いた面には仕事で出た端材のカーボン板を貼って誤魔化しました。
それから、仕事が忙しく中々NSXのステレオ作業は時間もかかる事から遠のいていました。それでも、これまでの8年間で、純正の位置に合わせたL型アルミスティーで自作、コンポのボディーもカットし取り付け角度もコンソールと合うようにしました。
純正の取り付けスティー位置から寸法を測りました。
で、こんな結果に、カット箇所は下側のスティーの真後ろ当たり、ボディーを5mm程削除 全バラでケースパネルをカットしました。5mm程車体側の取り付けフレームが食い込む形です。 中の基盤とはクリアランスが保てましたので良かったです。 写真が無いのが残念です。 (外すのが面倒なのでお許しをw)
次に悩んだのが配線でした。 NSX純正のスピーカはBOSE製で、スピーカ内にアンプを内蔵しています。 ここに新しいコンポの内臓アンプを使うか純正BOSEアンプを通すか悩みました。購入したパイオニアの内臓アンプもそう悪くは無いようです。 かと言って純正のBOSEアンプも故障が多いですが音はまぁまぁです。 パイオニアコンポは音元信号も対応で来ましたので、二択選択が出来る事が更に迷わせますw で、思い出したのが自分は可能な限り本田の車両出荷状態が好きだったっけw
こんな訳で、BOSEアンプ採用決定です。
次なる課題、車体との接続カプラーは? ネットで検索すると本田純正とか出て来るんですが、どうも「これ合うかな」って判断が付かず知り合いのモータースに発注する事にしました。 電話してみると・・「それなら中古がありますよ」ってw 迷いなく頂きました。
さて、配線です。
アクセサリー(ACC+) イルミネーション バッテリー(BACK・PU) で問題のBOSEアンプ起動用のサウンド電源 (SWD+B) そして、音声信号4チャンネル分 配線を作り接続しました。
早速テストですが、音が出ません。 うん~~ テスターを当てます。 SWDには電流は来てます。え?どうしたの? あぁ リレーかな・・
スピーカーリレーは、209番です。テスター検査してみるとリレーは作動してますが接点導通がありません。ふぅ~~~ん なんだこれが原因か・・・ えぇぇーーーW ナニコレ もしかしてステレオの故障はこれなのぉぉぉ 何と気付くのに8年も掛かったw そう言えば、音止まりは左右同時だった じゃん! その後、リレーをバラシて接点磨きをしたら、音は出ました。w このリレー故障もブロアーモーターリレーもヘッドライトリレーも、あの事故が糸引いてるのかな・・
全、リレー発注しなきゃ。 ね 次回に続く
追加記事、2022/10
リレーBOXの絵ですが、上の図は上側が車のフロントですので注意です。
実際は、こうなります。 橙色っぽいリレーの位置がスピーカーリレー 周囲のリレーと色、形状も違いますが、これはデンソー製とミツバ製との違いで、カプラ形状は同じです。 品番で発注してもミツバ製が来て 違うものと勘違いし易いです。 (注意、リレーは差し込み向きもあります。とは言うものの逆には差さりませんが・・)
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