ここの獅子山に乗った狛犬が気にいっているのだが 樹木に遮られうまくいかない
勇壮な姿が 我が好みではあるのだが
この神社では 毎年冬至の日に催される冬至祭において、火渡り神事が行われる
この祭りでは 供物のユズを火に投げ入れるのでユズ祭とも呼ばれる
このところ 日に日に寒くなってきた 冬至にはまだまだ日があるのだが 下見と
狛犬を見るのとで 訪れてみる
祭礼は 境内中央に積み重ねられたヒバの山の前で祝詞奏上などを行い 火を付ける
山の周りを神職が回り、燃え終る頃に宮司がユズを投げ入れ、おき火の中に道を作り
塩を撒く 宮司を先頭に 次に 講員はあらかじめ配布された人形(ひとがた)に
家族の名を記し、行者が人形を納めた木箱を担いで火渡りし 一年の災厄を清める
よく見る「火渡り」の行事であるが これを間近に見、撮りたいものとの思いからの
下見だったが危惧された如く本年は『中止』との事 神事を観て寒さを乗り切ろうと
思ったが これでは なお一層 『寒さ』が身に沁みそうな 今日の肌寒さだ
いっさんじんじゃ さいたま市中央区本町東