風来坊の忘備録

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石田神社

2020-11-27 21:51:27 | 日記

この道路わきに追いつめられて フェンスに囲まれどこから接近して良いのやら

何とも荒廃感漂う神社が 石田三成を祀る神社であるとの事 信じ難い思いだが

由来は 三成の側室の孫が乳母に守られ 幕府の追跡を逃れ、この地にやってきた
 
逃げきれぬと観念し、大刀と孫をこの地の豪農家に預け 養育を依頼したという
 
その孫が先祖の霊を祀ったのが 当、石田神社で一族の氏神となった・・・とか
 
真偽のほどは定かではない 武将・三成を祀るには余りにも 貧弱ではないか
 
歴史をひもとけば 遺族はそれほど冷遇されたわけではなく 生き永らえたと聞く
 
どうもその点からも 眉に唾つけたい話ではあり 個人的には信じられぬ思いだ
 
 
拝殿前の石に彫り込まれた各々4文字『万民安寧』『帝国静謐』気に入らない
 
まるで 戦時中の国民への戦意高揚のようではないか 後日、備えられた物で
 
在ればいいのだが それにしても「石田三成」には 相応しくないと思うのは
 
私だけだろうか
 
     いしだじんじゃ 埼玉県川口市辻