風来坊の忘備録

晴歩・雨読 日々の雑感 不定期便

月読社 さいたま

2020-11-18 17:13:30 | 日記

地名は「神田」と書いて《じんでん》 神社は「月読」を《つくよみ》と呼ぶ 

生半可の知識を振り回すと 恥をかくことになりそう どこにも仮名を振って

ないから猶更だ

 

神田の名は この辺りは大古の昔 伊勢神宮の神領であった その神領の中に

一反五畝四歩の伊勢田との呼ばれる田があり 農耕の守護神として祀られた。

神田に因み 村号を神田(じんでん)と名付けられた そうである

月読社の由来は長くなるので省略するが 明治時代には氷川社とし神田村の村社 

だった その後、村民の希望で月讀社と改称し祭神も須佐之男を改め月讀命とした 

との履歴を持つようだ

月読社の『月待行事』が当地で 行われているかは辺りに人もおらず聞けなかった

 十五夜 、 十六夜 、十九夜、二十二夜、二十三夜などの特定の月齢の夜「講中」と

称する仲間が集まり、飲食を共にしたあと、 経 などを唱えて 月 を拝み  悪霊 を

追い払うという宗教行事である こんなことも伝承されていたら 楽しいんだがと

思いつつ ここを後にした 

 

         つくよみしゃ さいたま市桜区神田