ふらりと立ち寄った 小雨模様のこの日 普段なら境内で遊ぶ児童の声がするの
だが さすがにこの日は無人 六百数十年前 京都北野天神より勧鎮座したもの
であり 「文教都市」を標榜する 当地の守護神でありながら住人の移り変りと
今次大戦の争乱から一時は荒廃の度を加えたようだが 地元の方のご尽力により
復活、今は地元に根付いていると聞く
天神社、天満宮は菅原道真を祭祀とするようだ (別の説もあるようだが)
道真が亡くなった後、平安京で落雷等の天変地異が相次いだことから「道真の怨霊が
雷神となりそれが天に満ちた」 事がその名の由来と聞くその後、道真が優れた学者
であったことから天神は「学問の神様」ともされ、多くの受験生が合格祈願に詣でる
参拝して筆を買うように立ったとか
当神社での参拝風景は知らないが、 普段ここで遊ぶ学童たちも その時期になれば
筆を買い求め 合格を祈願するのだろうか 頑張れ!遊べるのは今のうちだけだ と
今ここには見えない学童にエールを送った
きしのてんじん さいたま市浦和区岸町