前回の続きです。
これからも目の前に現れる現実は、すべて必要だから起こります。
それが悪い出来事であったとしても良い結果に繋がるプロセスのひとつです。
そして怒り、悲しみ、不安、恐怖などを持つのは、自分の心です。
決して人が起こす事ではありません。
怒りは、ほとんどの場合、自分の我であったり、人から言われたくない本当の事を言われて認めたくなかったりなどする事でおこります。
不安は、おおよそ未来へのネガティブな思いです。
本当にそうなると決まっていないですよね。
自分が勝手にそんな未来を描いてしまうからそれが原因となって現れる現実(結果)は、「ほら~・・・」って。(笑)
ネガティブに考えているのは、思考です。心ではないです。
それをそうなるんだと信じ、決めてしまうからそうなります。
そして一番厄介なのが恐怖です。
恐怖は、すべてのネガティブなものを呼び込んでしまいます。
ではなぜ恐怖を持つのか。
未来に結果を求めるからです。
お金がほしい、地位がほしい、名誉がほしい、会社をうまく運営したい。etc・・・
それは、すべて結果ですよね。
なのにお金が無くなるのではないか、地位が危ういのではないか、財産がなくなるのではないか、会社が倒産するのではないか。
手に入る入らないは別問題として、そうなるとは、限らないのに勝手に未来を描いて恐怖する。
よ~く、考えてみてください。
その恐怖は、不安は。、そんなに後生大事に持っていなければ生きていかないのですか?
ずっと持っていたいものですか?
そんな訳ありませんよね(笑)
ならばその恐怖も不安もさっさと手放しましょうよ。
自分の中にあるその恐怖をじっと見てください。
見えましたか?
あなたが勝手に描いた未来だと言う事が変わりますか?
結果を気にする余り自分を苦しめている事に気づいてください。
なら、どうするか。
自分がやるべき事。やりたい事をやり続ければ良いです。
やらなければいけない事ではありません。
「ああしなければならない。」「こうしなければならない」という自分で決めた規則です。
その規則を持っていて幸せにはならなかったならそれも持つ必要はないですよね。
その不安、恐怖、規則を持っている事でいつか安心がやってくると思っていませんか?
残念ですが安心は、自分の中にすでにあります。
不安や恐怖、規則を見ないフリして安心しようなんて事は、残念ながらできません。
自分の中で不必要だと認識できるまで直視してください。
すると必要な安心だけが残ります。
卵の黄身が安心だとすれば、その周りにある白身が不安、規則。
それを恐怖という固い殻で固めてしまっていますからそれを取り除けば・・・
残るのは、安心という黄身だけですよね。
そうなれば、不安からも恐怖からも規則からも解放された自分がいるのです。
ネガティブな思いは、抑え込むのでも無視するのでもなく、消滅させるのです。
ですからネガティブな現実、ネガティブな思いを逃げずにしっかり直視してくださいね。
更につづく
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