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言語聴覚士の独り言

遺作

私はリハビリを提供する仕事をしています。

病院に勤めていた時に担当していた方が亡くなったと少し前に知りました。

その方はパーキンソン病でした。

家族の事を大切にされており、
いつも奥さんや娘さん、家族で行った旅行の話をしてくださいました。

趣味は油絵でした。

遺作が美術館の展覧会に出ている事を知り

昨日見に行ってきました。

ワインを飲みながら中年の男性(外国人)がタバコを吸っている絵でした。

海外旅行が好きな方だったので、どこかの国で見た風景でしょう。

パーキンソン病となり身体が自由に動かない状態で3m×3mの絵を書き上げるのにどれほど根気がいるでしょうか。

魂を感じる絵でした。



題名は

『REST・A・PAFF』(休憩、一服)

題名の通り安らかに、穏やかにあちらで楽しく過ごして欲しいです。
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