言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

咳の役割

2021-04-09 06:34:00 | 日記
咳は、気道から異物を出そうとする防御反応です。

気道の粘膜には咳受容体というセンサーがあり、このセンサーが異物や機械的刺激を察知すると刺激が脳の咳中枢に伝わり、呼吸筋に指令が送られて咳が起こります。

この一連の反応を咳反射といいます。

咳にはまた、気道にたまった痰を外に出す役割もあります。

このご時世、咳が出ると人に嫌がられると思い咳は出て欲しくありませんが、

身体を守る為に必要なシステムですね。

私は最近体調を崩して、今は咳と痰が残っています。

辛い程酷くはないですが、職業柄、移らないように咳エチケットには十分気をつけています。

精神的に咳が嫌になる時は咳は自分の為に戦ってくれていると擬人化して応援するようにしています。

咳が出るのを恐れると余計に出て、歓迎するとあまり気にならない時もあるように思います。

咳は大凡、3週間以上続くと慢性の咳と言われるようになり、別の病気や治療を考えるそうです。

咳は身体を守る防衛機能ですが、守らなくて済むようになって欲しいものです。

早く咳に楽をさせてあげたいです😊


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