リハビリは基本的に自立を目指して進む事が多いです。
もちろん、自立と言っても、福祉用具を使用したり、介護保険のサービスを利用したりと
様々な手段を用いて、安全で安定した生活を目指します。
その手段の中には、もちろん家族の支えもあります。
本人ができない所を家族が援助する。
よくある事で、問題はありません。
しかし、家族が援助者となると、
本人ができる事や、やるべき事を家族に頼ってしまう事がよくあります。
特に高齢の男性が奥さんに依存的になるケースは珍しくありません。
ところが、しばしば反対のケースに出会う場面があります。
本人がやれる事や、やるべき事を家族が進んでやってしますケースです。
例えば、着替えは自分でできるのに、
奥さんが進んでやってしう。
自己で食べれるのに、介助してしまうなど。
中には問題がないのに、心配でデーサービスまで着いてこられる方がいます。
一概には言えませんが、こういったケースは
高齢な奥さんに多いです。
元気な時に、旦那さんは家にいなくて、寂しい想いをされて、皮肉にも病気になり、
自分がいないと生活できなくなってしまったケースです。
介護(一緒にいること)に喜びを感じて、旦那さんの自立を遅らせたり、阻害してしまいます。
本当に様々な夫婦の形があり、幸せには多様性があると感じます。
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